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【500円おやつ】鳥栖市・佐藤製菓本舗「ゑびす栗まんじゅう」

頑張った自分へのご褒美。家族とのティータイム。

今日はちょっと特別なおやつ時間にしよう。

そんな時にぴったりな、佐賀県基山町近郊で「500円で買える」ワンコインスイーツ情報をお届けします。

鳥栖市の師走といえば「ゑびす栗まんじゅう」

初回は、この時期ならではの期間限定の和菓子からスタートです。

年の瀬に食べる縁起物「ゑびす栗まんじゅう」

鳥栖市田代にある明治7年創業の老舗和菓子屋、佐藤製菓本舗の「ゑびす栗まんじゅう」。
ちょうど栗と同じくらいの大きさで、ぷっくりと可愛らしい形をしており、一口でパクッと食べてしまえそうです。

えびす栗まんじゅう

店頭で炭火を使って焼いています

100年以上代々受け継がれてきた鋳物の型を使い、炭火で焼かれているお菓子は、特に出来立てが美味しくておすすめ。表面はサクッと、中はもっちりしているのが特徴です。

地粉に卵、ミネラルの多いきび砂糖、水飴を加えた独特な生地は、この時期にしか味わえない特別な味。思わず1個、2個と口に運んでしまいます。

冷めてもレンジで温めて、焦げに注意しながらトースターで軽く焼くと、焼きたてのように美味しくいただけます。

10個入り800円で販売されていますが、バラ売りも可能とのこと(2023年現在)。

ワンコイン500円だと6個購入することができるので、一人で食べるにはちょうどいい量かもしれません。

年の瀬に食べるとまんぐりよく年が越せる

この「栗まんじゅう」は、田代八坂神社で行われる伝統のお祭り「田代ゑびす祭り」に合わせて、2023年12月8日(金)〜23日(土)の期間限定で販売されます。

年の瀬に食べれば、「まんぐりよく(何事もうまくいって)」年が越せると言われている名物品です。

田代八坂神社から、かつての店舗を望む光景

この辺りでは、明治中期から師走に入ると「市」が開かれ始め、大正から昭和にかけては、陶器や刃物、農機具、衣類など様々な露天が並び、賑わっていました。

「栗まんじゅう」は、今でも行列ができる、鳥栖市の年末の風物詩。

両面を焼くために返す鋳物の音や、冬の冷たい空気が頬に当たる中、列が近づくにつれて伝わる炭火の温かさ。焼けていく香り、タイミングを見極めて型から取り出すされていく様子。

多くの人にとって、変わらぬ懐かしい景色です。

2022年12月にはお店がリニューアル!

店内ショーケースには数種類のフルーツ大福が並びます

2022年の12月にはリニューアルオープンして、外観が一新。店内もバリアフリーになり、駐車場も停めやすくなりました。

季節の果物を使ったフルーツ大福も、自家製の上品な白餡と求肥とのバランスが絶妙でおすすめです。

佐藤製菓本舗「栗まんじゅう」

毎年12月の期間限定(2023年は12月8日(金)〜23日(土))で、10個入り800円で販売。バラ売りも対応可能。(2023年現在の情報です)

住所

841-0013 佐賀県鳥栖市田代新町122-1

佐藤製菓本舗

営業時間・定休日

  • 営業時間:9:3018:00
  • 定休日:水曜(詳しくは公式Instagramへ)

お問い合わせ

  • TEL:0942-82-2773

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