豪雨に、多発する台風に、地震まで…近年は、自然災害が絶えない日本列島。
全国各地が「被災地」となり、多くの、様々な形の支援が必要とされています。
そして変わらぬ日常を送る誰もが今すぐ、いつでもできる支援活動が、「寄付」「募金」。そこで、思い立った時に行動に移しやすいインターネット上でできる募金窓口をまとめてみました。
災害時に限らず、常に必要とされている医療や福祉、環境保護などなど…サイトによっては普段から多種多様なテーマの寄付先やプロジェクトがあります。関心のある分野の募金活動を見つけてみるのも面白く、個人の世界が広がりそうです。
その時、求められている時、一人一人の「できること」が集まれば、きっと困っている人を助ける大きな力になります。
Yahoo!アカウントを持っていて、Tポイントカード利用者であれば、気軽に参加しやすい募金ページです。ソフトバンクの携帯電話を使っていれば、利用料金の支払いと一緒に寄付できるプロジェクトもあるよう。
楽天ユーザーに嬉しい、ポイントが使える募金プロジェクトがずらり。定期的にプロジェクトの入れ替わりが行われているようです。
アマゾンジャパンでも、大規模災害によって被災された方々や被災地の復興支援を目的とした活動が行われています。
被災地への「ほしいものリスト」作成や、その購入方法も丁寧に解説されており、物品を送る被災地支援に関わることができそうです。
所得税や住民税の控除対象になる、ふるさと納税を利用した寄付も。手軽に節税しつつ、特定の自治体…大切に思う人がいる場所に直接、支援できますね。災害時には、被災地に代わって別の自治体が代理手続きをするという、自治体間での協力も行われています。
ふるさと納税による寄付については、返礼品はありません。
「クラウドファンディング」。災害時には、「義援金」「ふるさと納税」とはまた違うアプローチで、よりピンポイントで具体的な活動を支援することができます。
クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。
クラウドファンディングサイトも、国内にはたくさんあります。目的に合った支援先は、検索して見つけてみてください。
以上、思い立ったが吉日の「インターネット募金」。
たとえわずかな金額でも、多くの人が参加すれば大きなまとまった金額となり、より良い支援に繋がります。
最後になりましたが、佐賀県をはじめ、全国で相次ぐ災害により亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。少しでも被害が小さく抑えられること、そして支援を必要とする方に多くの手が差し伸べられることを願ってやみません。
一日も早い復旧と、皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。
※本記事は2018年9月8日の公開記事を再編集したものです。