芸術の秋に向けて、未就園児の入場が可能な音楽イベント会場が増えてきています。8月から9月にかけて、親子で参加しやすそうな音楽イベント情報を4つ、まとめました。
開催情報は『大字基山』編集部調べのため、イベント詳細は必ずリンク先を確認してください。
チケットは現地で配布される場合や、事前にWEBで申し込みの場合もあります。
終戦記念日に、鳥栖市の平和のシンボルであるピアノ「フッペル」によるベートーベン作曲のピアノソナタ「月光」の演奏や、希望者による演奏、映画「月光の夏」の上映会が行われます。
戦時中、現在の鳥栖小学校にあったドイツ製のフッペルのグランドピアノ。若い特攻隊員が、ベートベンの「月光」を弾いて去っていったエピソードがあります。のちに映画のモデルにもなりました。
第一部は1階ロビーにて演奏が行われ、その後、希望者による演奏が行われます。希望者による演奏は事前申し込みで受け付けています。第二部は4階ホールにて映画「月光の夏」が上映されます。
同時開催で、鳥栖空襲パネル展も8月24日まで展示されています。
九州大学芸術工学部フィルハーモニー管弦楽団を中心に、有志で構成された「ひまわりオーケストラ」による演奏が太宰府市で行われます。
乳幼児から入場でき、小さな子どもと一緒にオーケストラを楽しむことができます。ベビーカーの預かりもあり、子どもが途中で泣いても退席しなくていい、最後まで一緒に楽しめる音楽会です。
佐賀県を拠点に活動しているアルモニア管弦楽団と、基山中学校吹奏楽部によるコンサート。基山中学校は、7月末に行われた令和7年度吹奏楽コンクール佐賀県大会で、昨年に引き続き金賞を受賞しました。
それぞれの楽団の演奏と、合同での演奏があります。
8月15日(金)から平日9時から17時の間に、基山町役場2階まちづくり課にてにチケットを配布します。枚数上限に達し次第終了。
当日券は、会場入口にて配布。事前配布の状況によっては、当日券がない場合があります。
童謡「赤とんぼ」などの名曲を作り、日本で初めてプロのオーケストラを組織した作曲家、山田耕筰の没後60周年記念企画。
福岡県出身で国内外のコンクールで多数優勝・入賞しているピアニスト西岡怜那さんを迎え、山田耕筰の楽曲をはじめ、彼が影響を受けたスクリャービンの曲や、リストの「ラ・カンパネラ」などを演奏します。
未就学児との入場も可能で、扉近くの座席の確保など、親子で鑑賞しやすいように対応しています。
申し込みフォームもしくはメールで、参加を申し込みます。メールで申し込む場合は、名前(フリガナ)、人数、未就学児と来場の場合はその人数を明記すること。