基山山頂への道、2023年7月豪雨の影響で一部通行止め

2023年7月の大雨によって、佐賀、福岡、大分など九州各地で大きな被害を受けました。

佐賀県基山町は、民家への大きな被害はなかったようですが、今年の春に開通したばかりの基山山頂への道が、通行止めになっています。

基山町ホームページより

2023年7月現在、通行止めになっている道は、水門跡から山頂近くの山道まで一直線の、舗装された管理用道路。

2023年4月から基肄城跡の登山道が完全復旧へ、山中の砂防ダム工事も完了

https://ooaza.com/topics/post25038.html

2023年4月、基山町の山・基山(きざん)のすべての登山道が全面開通しました。山中には特別史跡・基肄城跡があり、1350年以上前の飛鳥時代に建造された巨大な山城跡を巡りながらハイキングできる場所ですが、2018年の豪雨被害を受けて一部登山道が閉鎖。https://ooaza.com/report/post12742.html長らく復旧工事が続いていましたが、2023年3月末に土砂災害対策の「砂防ダム」も完成し、さまざまなルートから自由に登山を楽しめるようになりました。 被災から5年、水門跡からまっすぐ登る道も開通！車を停めることができるようトイレも整備...

以前の豪雨被害から復旧に最も時間のかかった場所で、今回も残念ながら、土砂崩れが2ヶ所で起きてしまったそう。現在も山から水が流れ続けており、通行できません。

山頂との行き来は危険です

水門跡から山頂を目指すなら登山道へ

水門跡から山頂を目指す場合は、そのすぐ脇から入る、史跡散策路を利用することができます。少し遠回りになりますが、基肄城の歴史を残す礎石群を目にしながらハイキングを楽しめます。

水門の水流も土砂のため止まっています

基山町教育学習課によると、道路の復旧時期は年内を目標にしているそう。復旧次第、基山町役場ホームページなど広報でお知らせされます。