遠くまで紅葉狩りに出かけるほどではないけれど、ふらっと訪れて秋を感じてみたくなる、紅葉スポット。佐賀県と福岡県の県境エリアにも、さまざまな名所があります。
静かに眺めるもよし、イベントで楽しむのもよし!
場所や気候により、各地の紅葉の様子は異なります。関連リンクを確認して、最新情報から旬のスポットを探してみてくださいね。
2023年の、佐賀県基山町近郊の紅葉情報です。
佐賀県基山町の古刹・大興善寺では、500本のもみじや、イチョウの紅葉が織りなす美しい風景を眺めることができます。
毎年恒例の紅葉祭りは、11月4日(土)~12月3日(日)に開催。2023年11月17日現在、日本庭園「契園」内のもみじは、入口が紅葉し、5分の色づきだそう。
祭り期間中の11月18日(土)、19日(日)、 23日(木)~26日(日)は、境内での天台声明公演や国指定重要文化財の「多聞天・広目天」が特別公開。
11月25日(土)は、大駐車場で第12回きやま門前市が開催され、新鮮な朝採れ野菜や海産物や小物が販売されます。夜には、「契山あかり祭り」として境内のみの紅葉ライトアップも行われます。
九千部山の中腹にある、河内町の鎮守の森。
『22世紀に残す佐賀県遺産』に認定されている紅葉の美しい名所です。
数百年の時を刻むケヤキやイチョウ、イロハモミジなどは、佐賀県や鳥栖市が名木・古木として登録しています。
佐賀県の大実業家・伊丹文衛門と伊丹弥太郎親子が、明治25年に造った別邸。明治33年から6,800平方メートルの庭園を9年の歳月をかけて築いたことから、「九年庵」と呼ばれています。
庭園には、多くのツツジやモミジ類などが植栽されており、庭一面には約40種の苔が広がる国指定の名勝です。
毎年春と秋に一般公開を行っており、今年の秋の一般公開は11月15日(水)から9日間開催中。毎朝8時30分から入場できますが、8時から整理券が配布されます。
車利用の際は、吉野ヶ里臨時駐車場が専用駐車場になり、仁比山公園まで無料シャトルバスの送迎があります。JR利用の際は、路線バスでJR神埼駅南口から乗車し、九年庵(仁比山神社前)バス停で下車となります。
福岡県小郡市にある、別名「かえる寺」でも知られる真言宗御室派の寺院。県指定文化財の如意輪観音が御本尊です。
かつて住職が1本1本植えてきたもみじが成長し、近年では見事な紅葉で多くの人を楽しませています。
道路側のもみじはピークを過ぎているようですが、11月18日現在、表から境内までは緑や黄色のもみじで彩られ、まだ紅葉も楽しめるようです。
かえるの石像もユニークな上、シャボン玉を出す大きなかえるの像が登場。子供達がシャボン玉を追いかけてはしゃぐ様子に、思わず笑顔になります。
福岡県筑紫野市にある、県指定史跡の九州最古のお寺。天拝山の登山口にあり、別名「温泉道場」や「湯寺」とも呼ばれています。
また、「藤寺」ともいわれるように藤の花やつつじが見事に咲くことで知られていますが、紅葉も綺麗です。
11月18日(土)、19日(日)には、「第3回 筑紫野もみじ祭り〜はんなり アートさんぽ〜」を開催。「書パフォーマンス」や音楽ライブも楽しめます。
側にある天拝歴史自然公園では、紅葉を楽しみながら、広々としたスペースで子どもたちと体を動かすことも。
天拝山の登山も初心者向けのコースなので、トレッキングを楽しみながら紅葉を眺めることができます。
1956年に、株式会社ブリヂストンの創業者である石橋正二郎より、郷土の久留米市に寄贈された施設。
庭園は、日本庭園、バラ園、つばき園、憩いの森に分かれており、バラやツバキなど四季折々の花が彩ります。
11月21日(火)~12月3日(日)には、もみじ祭を開催。
イチョウ、カエデ、ケヤキなど日本庭園をはじめ園内各所で紅葉を楽しめます。
日本庭園では夜にライトアップが行われ、週末はもみじコンサートやキッズスタンプラリー、マルシェやキッチンカーも登場。祭り期間中の催しは、それぞれ日程が異なるので、詳しくはホームページを確認しましょう。