頑張った自分へのご褒美。家族のティータイム。
今日はちょっと特別なおやつ時間にしよう。
そんな時にぴったりな、佐賀県基山町近郊で「500円以内で買える」ワンコインスイーツ情報をお届けします。

店主おすすめ「外カリ中モチ」カヌレやフィナンシェ

パウンドケーキも種類が豊富
西鉄筑紫駅東口から歩いて1分。路地に入ると、ふわりと焼き菓子の幸せな香りが漂ってきます。
お目当ては、2022年4月にオープンしたテイクアウトの焼き菓子専門店「混ぜると焼く」。店頭に並ぶさまざまな焼き菓子は、どれも1つ500円以下です。
お店を切り盛りするのは、お菓子作りから接客まで、すべて一人でこなしているという男性パティシエ。
さまざまな有名店で修行を積まれた経歴があり、お店を開いたきっかけは「焼きたてクッキーを食べた時に、焼きたて本来の美味しさを感じた」からだそう。
店頭には、人気のカヌレやフィナンシェ、パウンドクッキーやブラウニーなど、常時約20種類もの焼き菓子がずらりと並びます。
今回は、たくさんある焼き菓子の中から、気になる商品をいくつか試食してみました。

外はカリッ、中はふんわりのフィナンシェ
まずはお店の看板商品の一つ、フィナンシェ。特に「焼きたて」が店主さんのおすすめです。
一口食べると、外側のサックリした食感と、内側のふわっふわな柔らかさに驚かされます。焦がしバターの芳醇な香りが口いっぱいに広がり、至福のひととき。

もっちり食感がたまらないカヌレ
同じく人気というカヌレは、外はカリカリ、中はしっとり、そして少しもっちりとした独特の食感が特徴です。
バニラビーンズの豊かな香りと、疲れも吹き飛ぶようなしっかりとした甘さが、コーヒーや紅茶によく合います。

しっとり上品な「白桃アールグレイ」パウンドケーキ
焼き菓子特有の「口の中の水分を持っていかれる」感覚が全くない、しっとりとしたパウンドケーキ。
「白桃アールグレイ」パウンドケーキは、上品な紅茶の香りとフルーティーな桃の風味が絶妙にマッチしています。甘すぎない抹茶とホワイトチョコのハーモニーが絶妙な「抹茶とホワイトチョコ」など、好きなテイストを選ぶ楽しみも。

フルーティー×濃厚チョコのブラウニー
チョコバナナブラウニーは、ビターなチョコレートにサクサクのナッツがアクセントになり、濃厚な味わい。

自分のご褒美にも、来客用のお菓子にも喜ばれそうなクッキー
クッキーも食感が異なり、サクッと優しい甘さのバタークッキーや、ザクザク食感のチョコクッキーなど。どの焼き菓子を食べても、それぞれの長所を引き出すよう、丁寧に作られていることが伝わってきます。
一般的に、ケーキをメインに扱う洋菓子店では、焼き菓子はサイドメニューのような存在になりがち。
店主の「焼き菓子専門店として、焼きたてを届けたい」という想いが、自身の地元・小郡市にも近い場所でお店を続ける原動力になっています。
一度聞いたら忘れないインパクトのある店名「混ぜると焼く」。
ユニークな店名は、実はバスケットボールの用語「Shake&Bake(ボールを持った選手がドリブルで相手を揺さぶり(Shake)、その隙に一気に抜き去る(Bake)フェイント技のこと)」をそのまま日本語訳したものだそう。
バスケット経験はないけど……とクールに語る男性店主の、お茶目な一面を感じてください。

独特の個性が好奇心を刺激するお店のたたずまい
お店の、本来大きく目立つはずの看板部分には「焼菓子工房」というフォント表示のみが、シンプルに掲示されています。
ガラス戸を開けて一歩足を踏み入れると、そこには焼き菓子が標本のように展示されている、洗練された空間。
焼き菓子の説明書きは、ほんの一言、二言。でも、それが逆に、焼き菓子への想像力をかき立ててくれます。

好きな組み合わせを選べば手土産に
ギフトボックスの用意もあります。「自分へのご褒美にも、手土産にもぜひ」と語る店主。
その言葉通り、日常のちょっとした贅沢や大切な人への贈り物にぴったりの焼き菓子と出会えるお店です。
