頑張った自分へのご褒美。家族とのティータイム。
今日はちょっと特別なおやつ時間にしよう。
そんな時にぴったりな、佐賀県基山町近郊で「500円で買える」ワンコインスイーツ情報をお届けします。
今月のお茶のお供は、基山町の老舗菓子店で創業当初から作られている歴史の長い和菓子に、ロックオン!
基山町にある昭和5年創業の老舗菓子店、長崎屋菓子店。
京都の和菓子店で修業を積み、基山で開業した初代店主のレシピで開業時から販売されているお菓子が、「やぶれまんじゅう」です。
その大きさは、一般的なまんじゅうよりも小ぶりで、手のひらに収まる”京都サイズ”。
今でこそ基山町を代表する名物菓子ですが、当時の基山ではまんじゅうといえば大きなもの!小さな見た目の、上品な京菓子由来のやぶれまんじゅうは、意外にもなかなか普及しませんでした。
そんなやぶれまんじゅうが基山名物と周知され始めたのは、昭和50年頃。基山PAの売店での販売開始をきっかけに、今では町の”懐かしい味”を求めて、遠方から買い求めに訪れるファンも多数いるそうです。
長崎屋の「やぶれまんじゅう」は、「添加物を一切使わない北海道産の材料」と「昔からの変わらぬ製法」によって作られた、こだわりの餡を2種類楽しむことができます。
一つは、こしあんの中にほんのり粒感を残した、北海道産の小豆を使用した黒餡。もう一つは、豆類の中でも食物繊維が豊富な北海道産のインゲン豆の一種”大手亡”を使った、なめらかな舌触りと豆の優しい味わいが広がる黄緑色の白餡。
どちらのあんも、薄皮の表面からところどころ顔をのぞかせ、そのしっとりとした皮と餡の優しい味わいに懐かしさを感じます。
お値段は、6個入り450円。黒餡と白餡が、3個ずつ入りで販売中です。
2024年2月に創業94年を迎える現在の長崎屋菓子店は、3代目がその心を継いでいます。
洋菓子の修行も積んだ3代目が営むお店には、昔から変わらぬまんじゅうを始めとした和菓子の他、季節のフルーツを使った大福や、クッキーなどの焼菓子やケーキなどの洋菓子も豊富に並んでいます。
6個入り450円(税込)・10個入り750円(税込)で販売。バラ売りも対応可能(1個75円で販売)。長崎屋菓子店以外にも、九州自動車道 基山PA上り線「基山ふるさと名物市場」でも取り扱いがあります(6個入りのみ販売)。(2023年現在の情報です)
〒841-0204 佐賀県三養基郡基山町宮浦335-8 (駐車場:4台有り)