佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

【オオアザメシ】Vol.1 郷土愛と才能と夢が詰まったメシ

町民の数だけメシがある。
人生の数だけメシがある。
今日、だれと、なにを食べますか?

こんにちは。はじめまして。大字基山編集部、食いしん坊ライターの大山です。

基山町民のお昼ご飯・夕ご飯にフォーカスする企画、「オオアザメシ」。

町民の気取らない、ありのままのご飯、「メシ」を紹介していきたいと思います。

のんびり、のんびりお付き合いください。

記念すべき第1回目の「メシ」はこちら

アルミホイルですか?!

ジップロックの袋に無造作に入れられた銀色のかたまり。なんだか形も独特ですね。

むむっ。何かのってる!

開けてみると、海苔にくるまれたおにぎりが3個。

お米の上に、存在感のある物体が!

おにぎり、というよりも握り寿司の趣さえ、かもしだしています…。

今日のメシは、南国の雰囲気溢れる「ポークランチョンミート」おにぎりです。

「スパム」ではなく、「ポークランチョンミート」と呼ぶところが、食べる人のこだわり。

食べる人

本来は立入禁止である役場のカウンター内。特別に中に入らせていただいています。

美味しそうにおにぎりをほおばる、この方は「さが地域ッズサポーター」の西川彩菜さん。

子育て世代と地域をつなぐべく、毎日、基山のモール商店街やSGK交流プラザ、町内各小学校などを走り回っていらっしゃいます。ちなみに大字基山編集部メンバーの一員でもあります。

基山在住歴は5か月(2017年9月時点)という西川さんのご出身は、鹿児島県と沖縄の中間に位置する徳之島。

ポークランチョンミートとお米は実家から送られてきたそう。

郷土愛、そして母の愛を感じますね。

現在、独身、1人暮らしの西川さんですが、普段の食事は自炊がほとんど。

基山町を走り回っていると、町内の方から野菜やお米をいただくことも多いので助かっているそうです。

将来の夢は、マンガ家!!

西川さんは短大で保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、ピアヘルパーの資格を取得した後、一度は就職。

ピアヘルパーとは?
“Peer”は「仲間」、“Helper” はもちろん「助ける人」。ですから、ピアヘルパーは直訳すれば仲間を助ける人という意味です。青年や学生なら誰でも遭遇する問題の相談相手になる、あるいはピアグループ(たとえばボランティアも含む各種サークルなど)の世話役をつとめるのがピアヘルパーの活動許容範囲です。

NPO日本教育カウンセラー協会ホームページより

 

しかし、マンガ家への道をあきらめきれず専門学校へ進学しました。

その専門学校時代の作品がこちら。

思わず「うまい!」と叫びました。クリスマスが待ち遠しい。

いや、実に見事!

「ドラえもん」の作者、藤子・F・不二雄先生を敬愛しているそうです。

将来的には、基山にトキワ壮のようなマンガ家の卵が集う場所を作りたいのだとか。

西川さんの地域ッズサポーターというお仕事柄、基山町民であれば顔を合わせる機会も多いかと思います。

「基山にお住まいの方たちが、子育てしやすいと感じてもらえたら嬉しいです。子育てしていこうぜ!」と、西川さん。

ごちそうさまでした!

以上、才能豊かな地域ッズサポーター西川彩菜さんの、地元・徳之島への郷土愛がつまった「オオアザメシ」でした。

ごちそうさまでした!

 

オオアザメシでは、掲載する「メシ」を募集しています。自薦他薦は問いません。

個人情報には触れず、「メシ」だけの出演も可能ですので、性別、年代問わず、気になる「メシ」があった際にはご一報ください。

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