新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」になった2023年。佐賀県基山町も、目に見える形で変わりつつある場所がたくさんあります。
今年10月までに、編集部が町を散策したり取材しながら見つけた「まちかどニュース」を4つ、お届けします。
基山町園部から、弥生が丘方面に向かう道路沿いで始まっていた大きな建物の建築工事が、佳境入りしています。
基山町役場の令和6年度保育園入所受付の発表によると、この場所は、2023年12月に開園が予告されている「ちびはる認定こども園」。こども園は、幼稚園と保育所の機能をあわせ持つ施設です。
最新の資料では、ちびはる認定こども園の入所定員は39名(1号認定は5名)、6部屋がある木造建築の建物です。
なお、2023年11月には、もう1つ、同じ運営系列の「ちびはる基山園プラス」が基山モール商店街に新たに開園します。こちらは小規模保育施設として、0~1歳児・1歳児の2クラスがある園です。
かねがね予告されていた、基山小学校の校舎増築工事が2023年10月に着工しています。来年春には新しい校舎が完成お披露目される見込みです。
生徒や教員でお世話をしていたうさぎ小屋は、今回の工事を機に閉鎖、撤去されることに。飼っていたうさぎ4羽は里親募集が行われた結果、9月までに無事に引き取り先が見つかっています。
近年、田畑の積極的な開発が進んでいる基山町。
県道17号沿いを挟んで向かい合う形で、園部インターと宮浦インターの間に、2ヶ所の物流拠点予定地があります。目下、工事が進んでいる下り側の造成工事は11月ごろに完了予定。すでに整地が終わっている上り側の拠点は、コロナ禍の影響で、物流倉庫建設の計画が遅延しているそうです。
また、2014年に閉館した日帰り温泉施設「やよいが丘温泉 山楽」があった場所も、住所は基山町園部。約1年をかけて、物流倉庫完成に向けた工事が進んでいます。
現地は、九州電力など3社が共同出資する合同会社「基山ロジインベストメント」が開発。
プレスリリースによると、敷地面積約18,600㎡、延床面積約20,800㎡、地上4階建てというマルチテナント型の巨大な物流施設です。2023年12月の竣工が予定されています。
JR基山駅前で営業していたうどん店「おおくぼ離れ」が、ひっそりと閉店していました。2023年7月から営業を中止していたのだそう。
基山モール商店街にある本店のとんかつ屋・居酒屋「醸し家おおくぼ」は、昼も夜も、元気に営業中です。基山町役場や町内事業所に出張販売しているという、数量限定のお昼のお弁当も好評だそうですよ。
イベントや会議等の仕出し弁当の注文も、問い合わせに対応しています。