2025年上半期に、編集部が見つけた「まちかどニュース」をまとめてお届けします。
お盆の帰省時期の話題に、どうぞ。
2025年3月末、基山町の「ころころ保育園」が閉園しました。
1987年に開園してから、自然の中で元気いっぱい遊ぶ「どろんこ保育園」として地域に見守られ、町内外から通った多くの園児たちが巣立っていきました。
2025年4月閉園直後の様子
創意工夫の園庭もすっかり片付き……
2025年7月には更地になっています
閉園後、しばらくして園舎や園庭はすべて解体されて、現在は空き地になっています。
住宅街の一角のため、今後は住宅用地として再開発も見込まれているようです。
2025年春から、高速基山パーキングエリアの高速バス利用者にうれしい、送迎用ロータリーと二輪車用の駐車スペースが完成しています。
けやき台から高速道路下を抜けて
高速バス停留所出口そばにロータリー
自転車・バイク置き場も広々
国道3号につながる町道三国・丸林線の道路幅が広くなり、これまで混雑しがちだった送迎時の車列が並びやすくなりました。
ロータリーから少し離れた場所にある二輪置き場も、自転車とバイクそれぞれに別れて、停めることができます。
歩道も広くなりました
歩道も広くなったため、基山町けやき台から徒歩でも国道3号にお出かけしやすくなっています。
この送迎場所に車の駐車は、できません。車を駐車する場合は、これまで同様、高速基山パーキングエリア(上り線)そばの高速基山パークアンドライド駐車場を利用しましょう。
国道3号・福岡方面の道路沿いに、大きな物流倉庫が建設中です。もともと、CoCo壱番屋佐賀基山店があった場所でした。
報道資料によると、福岡市の不動産ディベロッパー・株式会社コーセーアールイーが初めて参入する物流倉庫「(仮称)GF-LOGI基山センター」です。
事務所付賃貸用倉庫は二階建て
鳥栖IC出入口から車で約7分
完成は2026年1月予定です
近年の鳥栖・基山・小郡エリアは、物流拠点の開発が活況です。
他にも、基山町の小郡市にほど近い場所に、「ESR基山町ディストリビューションセンター(基山DC)」という4階建てマルチテナント型物流施設が建設中。甘木鉄道「立野駅」から徒歩7分です。
基山DC完成予想図
ESR株式会社による佐賀県初・九州地方2件目の施設で、こちらは2026年2月に完成予定とのこと。
地域の新たな雇用創出も、見込まれています。
基山モール商店街で最後の空き店舗が、地元企業・株式会社赤い熊さんの入居によって埋まったよう。
その昔は、パン屋さんがあった場所です。
赤い熊さんは、アニメーション関連キャラクター商品のオンライン販売など、アニメショップの業務を行っている会社。国内外にアニメ商品を販売していますが、基山町のオフィスで販売は行っていません。
地域の子どもにやさしいサービスも
基山モール商店街でアニメやゲームなど商品は販売していませんが、道ゆく子ども向けに好みの小物があれば自由に持っていけるワゴンが置いてある日も。
きのくに祭りなどイベント時のみ、子ども向け商品を露店販売しているようです。