子育て世代の「？」をずばり解決「子育てコンシェルジュ」とは

2018年1月15日特集

最近、基山町保健センター2階の子育て交流広場に行かれましたか？

実は、この秋に誕生した「子育てコンシェルジュ」なる方がいらっしゃるとのこと。

ホテルやマンションのイメージが強いコンシェルジュですが、なぜ保健センター。そして、なぜ子育て。

耳慣れない存在の謎をひも解くべく、大字基山で調べてみました。

子育てコンシェルジュさんがいるのは、町民おなじみ保健センター！の2階

コンシェルジュご本人は、月曜日、水曜日、木曜日の10：00～15：00に勤務されているようです。

子育てコンシェルジュって…何？？

基山町、子育て、コンシェルジュ。この一見、関係の薄そうな3つが見事にコラボした「子育てコンシェルジュ」。

平成29年秋より子育てコンシェルジュとして勤務されている、内田しのぶさんに色々聞いてみました。

柔らかい表情が印象的な内田さん。ちょっと緊張気味のようです。

——単刀直入に聞きます。子育てコンシェルジュってなんですか？

簡単に言えば、子育てママさんのよろず相談処、です。子育てのちょっとした疑問から基山での暮らしのこと、保育園や幼稚園、学校や習い事、日常の買い物情報やニューオープンのお店の話まで。町の情報、気になること、なんでも聞いてください。

——子育ての悩み相談、というだけではないんですね。

私でわかる範囲のことはその場でお話しますが、もし分からないことがある場合は、私自身調べてからお伝えしたり、もっと詳しい方をお呼びしたり。専門的なお話の時には「まずはここにお話ししてはどうですか」と、人と人をつなぐパイプ役になることもあります。

——これまで、どんな相談がありましたか？

仕事復帰を考えている方が保育園についてお話を聞きたいですとか、お子さんの一時預かりサービスの料金や利用方法について知りたいといった声が多いですね。また、小児科の情報をお伝えしたり、予防接種のプランを立てるのをお手伝いしたり。住居区についてのお話。本当に相談内容はいろいろです。

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——役場や子育て広場の先生方に相談するのと、どう違うんですか？

子育てコンシェルジュの場合は、公的な情報や一般的なお話に加えて、個人的な体験談も含めて情報をお伝えします。もちろん、個人的な話をするときには「私の場合ですけれど…」とお伝えしますし、誘導や斡旋にならないように心がけています。基山町に嫁いで来られた方や移住・転入された方は、なかなか地元のナマの声を聞くところもないかと思うので、私に気軽に尋ねてもらえれば嬉しいですね。

——要は口コミ情報も教えていただけるってことですかね〜。

実は、私も基山町に移住してきた身。引っ越してきた時は、わからないことだらけで、隣の小郡市って県外だけど、どれぐらい遠いの？！など、距離感もわからず困惑することがたくさんありました。

基山町での快適な暮らしには、鳥栖市、筑紫野市、小郡市など周辺町村の情報も必要だと思うんです。でも越してきたばかりの方は、知らない土地で基山町情報から周辺都市の情報まで把握する、なんて、とても無理。なので、そこをパッと便利に「子育てコンシェルジュ」に聞いてもらえれば。