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佐賀県初のゴミ拾いスポーツ「プロギング」、基山町での様子と今後の予定

2021年9月27日、北欧発祥のSDGsスポーツ「プロギング」のイベントが基山町で佐賀県初開催されました。

当日、朝早く7:30から早起きして集まった参加者は22名。子どもから大人まで、スタート地点である基山町総合運動公園から約45分間、初めての「プロギング」を楽しみました。

SDGsスポーツ「プロギング」とは?

基山町では、参加者のほとんどが初めてのスポーツ「プロギング」。スウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」を合わせた造語で、ゴミ拾いに専念したランニングとして2016年から活動が始まり、瞬く間に世界中に広がったんだそう。

「まち全体を使った定期的に楽しめるイベントを作りたい」という思いでスタートした、プロギング基山。

まずは、イベント主催のノビトワークスや、福岡県太宰府市でプロギングを主催している一般社団法人遊休知美から活動の背景などのレクチャー。その後、グループに分かれて、初心者が多い基山町ではウォーキングをしながら町内のゴミ拾いとなりました。

2024年パリ五輪正式種目入りを目指しているとか⁉

普段何気なく通る道を目を光らせて歩く

大物ゲット!想像以上のゴミの量でした

休日の早朝でも、子どもたちは元気いっぱい!

県内初のイベント、当日の様子はTV報道もされました

地域交流につながるプロギング基山

子どもたちも宝探しのようにゴミを見つけると「あったー!!」と大騒ぎ。終了後は「もっとしたかった」という声も。

町を歩いたり走ったりしながら、ゴミ拾いをして立ち止まると、今まで気づかなかった地元の変化や魅力を発見できることもプロギングの面白いところ。

例えばプロギング中にキウイを発見したり

約45分間のプロギング後は、参加者全員でゴール地点でゴミの仕分け。それぞれのグループでどんなところに落ちていたかなどを話すと、なんだが品評会のような雰囲気で自然と笑いが起こります。

身体を動かすフィットネス効果はもちろん、町がきれいになるという達成感・ストレス解消や、初対面同士でも目的を同じくすることで、交流の輪が広がりやすくなるんですね。

一つ一つのゴミにエピソードがあってなんだか笑える

基山町でのプロギング初回は、約1時間半のイベントで9時には終了。お天気にも恵まれました。

記念すべき第1回目の参加者の皆さん

参加者が楽しみながら、早起きになって、健康になって、まちが綺麗になって、まちの新たな魅力にも気付ける。そんな基山町のプロギングイベントは、次回、10月30日(土)に開催されます。

今後は、集合場所やコースを毎回変えながら毎月1回開催を目標に、最終的には基山町全域制覇を目指していくそうです。

お問い合わせ

ノビトワークス(原田)

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