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佐賀県基山町2025年6月定例記者会見よりヘッドライン

2025年6月13日(金)に行われた基山町役場の定例記者会見から、大字基山編集部が注目した最新ニュースをお届けします。

詳しくは、基山町役場の広報情報や、大字基山編集部による続報をお楽しみに!

小中学校の修学旅行費用に補助が決定

昨今の物価高騰を受け、基山町の小中学校の児童保護者に対して、修学旅行などの校外活動について補助が行われることが発表されました。

宿泊を伴う修学旅行には1人あたり1000円、宿泊のない校外学習には1人あたり500円の補助が行われます。2025年度の基山町内小学校の6年生の修学旅行先は長崎、基山中学校3年生の修学旅行はEXPO2025関西万博・関西方面が予定されています。

なお、令和7年度の給食費増額分を町が全額補助していますが、その後も食材費の高騰は続いています。今回の追加予算によって、保護者負担を増やさない食材費の補助も実施されます。

町立小中学校の体育館にスポットクーラー

基山町内の小中学校3校の体育館すべてに「スポットクーラー」が3台ずつ、夏の期間限定で配置されました。2025年6月10日から10月9日までの4ヶ月のレンタルです。

熱中症対策として今年度の緊急対応として導入されましたが、将来的には設置型の冷房機械の導入も検討予定とのこと。

進むキザンの史跡・山頂整備など

令和3年から総額3億6千万円の予算をかけて、基山町のシンボルである山「キザン」の史跡や環境を整える事業が進められています。

令和7年度の予算規模は1億2800万円。「kiyama プライド」の醸成をかかげて、「守る史跡からみんなで育て誇れる史跡への転換」を目標としているそう。

今年度も基肄城跡の観光促進、キャンプや朝日をのぞむトレッキングツアーの企画、山頂や周辺のさらなる整備が見込まれています。

地震災害に備えた補助金の発表

1981年5月31日以前に着工された築44年以上の戸建て木造住宅を対象に、家屋やブロック塀の改修(補強)・撤去にかかる費用に対して、補助金が発表されました。

耐震補強設計および改修工事には、上限115万円(補助対象経費の5分の4以内)、ブロック塀等の撤去には上限20万円(補助対象経費もしくは1万円/m のいずれか少ない額の3分の2以内)です。

なお、補助要件は細かく設定されています。

基山町移住者対象に新しい補助金

佐賀県外から移住し、18歳未満の世帯員がいる子育て世代および59歳以下を対象にした「未来につなぐさが移住支援事業補助金」が発表されました。福岡のベッドタウンとして分譲地開発が活発化している、基山町も対象です。

単身の場合は60万円、世帯の場合は100万円です。

細かな要件がありますが、県内の中小企業への就職、起業、佐賀県の伝統工芸・スポーツ振興に就業する人が対象のよう。

支援金申請総額が予算上限に達した場合は、申請受付を終了する可能性があります。

2025年夏秋のイベント情報

2025年6月記者会見で発表された、これから開催される町の主要なイベントをまとめています。詳細については、基山町役場までお問い合わせください。

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