基山町のシンボル、「基山」。町名の冠にもなっている、山です。
国土地理院のデータによると、基山の標高は404m。山頂付近は整備され、春と秋には天然の草スキー場として近郊住民に愛されています。
そして、この地で生まれ育った町民にとっては、幼少期から登山にも親しむ、もっとも身近な山。山にまつわる伝説や歴史も、たくさん学びます。
そんな基山から見た初日の出の様子…読者から写真を提供いただけたので、お届けします。お写真提供くださった読者様、ありがとうございました!
佐賀・福岡エリアの元旦、初日の出の時刻は、毎年7時22分ごろ。その日の天候によって、「見える・見えない」は当然ありますが…2019年の基山山頂の様子がこちらです。
近郊に住んでいるからこそ体感できる、山頂からの絶景です!
基山山頂に登るには、主に2つのルートがあります。
まずは、「登山道」。写真提供してくださった読者一家は、普段は基肄城水門跡をスタートする登山道を利用して山頂を目指すそうですが、2019年元旦は前年の豪雨被害のため登山道が復旧しておらず、断念。
そこでもう1つ、「草スキー場から登る」。正確には車で林道を利用し、草スキー場付近から山頂を目指すルートです。元旦はいつも、スキー場の駐車場が混雑するので、道中にある瀧光徳寺の駐車場に車を停めて、山頂まで歩くのが正解かも!(子どもの足で40分ほど、だそう)
草スキー場の駐車場はぎゅうぎゅうでも、山頂は広いので、人が多すぎて日の出が見にくい…なんてことは基本的にないそうです。
山頂から初日の出を眺める楽しみ方、そのこだわりは各自・各ご家庭でそれぞれ。
ちなみに、写真提供者による「基山の初日の出初心者」向けのアドバイスが、こちらです。
- ちょっと頑張って登山した方が、めちゃくちゃ達成感があります(登山道復旧すれば!)
- 日の出を待ちながら、山頂で飲むコーヒー最高!
- 日の出後に、山頂で食べるカップラーメン最高!
- 登山時は、子どもにヘッドライトをさせるとテンションが上がります
- 登山中は暑いけど、日の出待ち時間は冷えるので、脱ぎ着しやすい服装がオススメ
確かに日の出前は、「山」なので辺りは真っ暗…。懐中電灯やヘッドライトは必須ですね。ほんのちょっとの山登りとはいえ、歩きやすい靴と服装で、「夜の登山」の準備をしてお出かけしましょう。
基山町近郊で元旦を迎える方ならば、一度は目にしておく価値ありの初日の出。
町民なら朝6時すぎに自宅を出れば、ある程度の余裕をもって、山頂で年始を迎えることができます。ちょっぴり早め、草スキー場に6時ごろ到着できれば、最寄りの駐車場にも余裕がありそうです。
鳥栖筑紫野道路、宮浦インターチェンジから車で10分