10/21(土)に基山町の基山山頂で行われた「2017草守基肄(草スキー)世界大会」。
大型台風の接近でコンディションが心配される中、当日は少し肌寒く小雨が降ったりやんだりしつつも、無事に開催されました!その様子を写真を中心にレポートしたいと思います。
なお今回の台風、基山町は免れたものの、日本各地に甚大な被害をもたらしています。台風21号により被災された地域の皆さまならびに関係者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
山頂にある基山草スキー場までは細い山道を登る必要がありますが、今回はその手前、瀧光徳寺の大駐車場が大会駐車場となっていて、そこからシャトルバスに乗って会場まで行くことができました。
草スキーのクラス分けは、全部で5クラス。年齢別にエントリーするクラスが設けられていたようです。
団体戦リレーは、1人目が滑ってゴールにある旗を振ってから2人目が滑る、というルールでした。
なぜ、福岡県大野城市のゆるキャラが基山で草スキー?と思われるかもしれませんが、大野城と基山の共通点、それは古代山城跡があるということ!どうやら、ゆるキャラ古代山城系グループ(?)の仲間として、昨年に引き続き参戦してくれたようです。
主催の基山町観光協会によると今回の世界大会、参加者はのべ217人だったとのこと。当日の飛び入り参加者も何名かいたようで、山頂は大いに盛り上がりました!
中でも、エキスパートさきもりクラスは中学生以上の6名による団体戦…つまり大人も本気で参加できてしまう団体戦となります。役場関係者によるチーム「松田組」といった地元勢と海外勢が入り乱れて、栄冠を勝ち取るためにどのチームも仲間と笑い合いながら、その目は真剣…だったような?
ちなみに団体戦、今年のエキスパートさきもりクラスの表彰台は、1位「元村(仮)」2位「基肄城バッファローズ」、そして3位が海外勢の「チームエベレスト」という結果に!基山町の少年野球チーム「基肄城バッファローズ」は子どもだけの団体戦であるチームさきもりクラスでも絶好調、なんと上位3位を独占するという大活躍でした。なお、町長がアンカーをつとめた「松田組」は5位に入賞するなど、なかなかの健闘ぶりを見せたようです。
以上、子どもから大人まで、みんなが笑顔で草スキーを楽しんでいる様子が伝わりましたでしょうか!国境を超えて楽しめる草スキーって、すごいですよね。
大会を終え、すでに私の周囲の参加者たちは次回の大会に向けて練習しよう!と意気込みも十分。基山の秋の草スキーシーズンは、例年9月から11月までです。期間中の土日祝日は、現地でソリの貸し出し(1台300円、10時から16時まで)も行われていますよ。
草スキー世界大会、来年の開催も楽しみにしています!
鳥栖筑紫野道路、宮浦インターチェンジから車で10分
基山町観光協会 TEL: 0942-92-2653 ※平日は17時まで(土日祝日休み)
平日のソリ貸し出しは基山町社会福祉協議会にて行われています。TEL: 0942-92-3311