2024年12月22日
2021年3月末、基山町民会館の裏手にひっそりと、防災倉庫が完成していました。
基山町総務企画課の担当者によると、避難者として基山町の人口10%に相当するおよそ1700名ほどを最大数に想定。新しく完成した倉庫には、その人数分の簡易トイレ、毛布、仕切り用段ボール、水などを保管することになっています。温度湿度管理のため、非常食は、基山町役場に2500食分が備蓄されているそう。
近年では、全国的に集中豪雨や大型台風による避難警報が増えており、基山町も例外ではありません。
例えば、2020年の台風15号に備えて実際に避難した基山町民は、およそ400名でした。避難場所は、町民会館と総合体育館の使用頻度が高くなっており、その近くに初めて完成した防災専用の倉庫。
慣れない環境下で大人数が集まる避難所は、一夜を過ごすだけでもストレスと疲労感を感じるそう。もしもの時に慌てないよう、各家庭でも避難グッズ、非常グッズは最低限用意しておきたいものですね。