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佐賀県基山町の施設や小中学校の感染症対策、イベント延期情報まとめ (2021/8/27時点)

2021年8月27日から9月12日まで、佐賀県に「まん延防止等重点措置」の適用が決定しています。対象エリアは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く旧唐津市に限定されていますが、県全域の飲食店に営業時間短縮要請も出るなど、佐賀県全体でも緊張感が高まっています。

そして、子どもたちは二学期が始まりました。佐賀県内の未成年のコロナ感染者数も大人とそう変わらない数字が連日報告されており、基山町でもさまざまな方針や対策が発表されています。

編集部調べで、その最新事情をまとめました(2021/8/27時点)。最新情報は基山町ホームページをご確認ください。

基山町立図書館とトレーニング室で追加対策

2021年8月10日から、すでに基山町内の公共施設は「町民のみ」の利用に限られています。

その中でも、基山町立図書館では27日から当面の間、館内の椅子の撤去と多目的室の閉鎖が行われることに。また、基山町総合体育館のトレーニング室は27日から閉鎖が決定しています。

28日予定されていた図書館での「クリーニングデイ佐賀」は、延期となっています。

中止・延期が発表されたイベント

基山町主催の、毎年恒例のイベント「基山町民体育大会」と「基山町文化祭」の中止が発表されています。体育大会の代わりに、昨年行われたウォークラリーイベント「きやまウォーク」が、11月から12月の間に計画されるそうです。

※2021/9/2追記

9月11日・12日の基山町環境講演会・eco体験教室は延期が決定、1月に実施見込み。2021年度の「荒穂神社の御神幸祭」と「宝満神社の園部くんち」各民俗芸能の披露や行列などは、中止です。

町内の小中学校などの感染症対策

二学期が始まった基山町内の小中学校では、より厳格に子どもたちの毎日の健康観察シート(朝晩の検温、体調チェックを記入)の記入・提出が求められるようになりました。

これまで同様、本人や家族に風邪症状などが出て新型コロナ感染が疑われる場合などは「出席停止」となり、欠席扱いにはなりません。12歳以上が対象のワクチン接種日や副反応が出た際の休みも、欠席になりません。

9月中に予定されている小学校の運動会は、少人数・短時間での実施が模索されており、学校によってその内容は異なります。基山中学校の授業参観や職場体験等も、中止や延期。修学旅行は行き先を県内に変更した上で、10月以降に延期することが発表されています。

なお、小中学校で陽性者が出た場合でも、学びを止めない方針等のため臨時休校は原則行われません。学級単位もしくは学年単位での閉鎖となり、期間は1日~2日間程度となるようです。

児童がPCR検査を受ける場合は出席停止、基山町HPより

ちなみに、未就学児の保育施設等では、マスク着用や検温・手指の消毒を中心とした対策が行われています。厚生労働省によると、緊急事態宣言が発出された場合でも保育所や放課後児童クラブ等は、感染防止策を徹底しつつ、原則開所とのことです。

町内の私立見真幼稚園は、二学期から当面の間、園バスの運行を中止。保護者が密を避ける形で子どもたちを送迎しています。

スポーツ・文化活動自粛の動き

佐賀県教育委員会は、学校での部活動を自粛するよう県立学校に通知を出しています。私立学校や市町教育委員会も同様の措置を取ることになり、基山中学校の部活動も自粛中です期間は9月12日までとのこと。

それに合わせて、基山町では町の少年スポーツ育成協議会に加盟している少年野球チームなども、活動や練習の自粛を呼びかけています。この協議会に加盟していない団体や教室は、呼びかけの対象外となっています。

コロナ対策とは直接関係ありませんが、先日の豪雨被害によって基山草スキー場の駐車場へのアクセスができなくなっているという情報も。通行止めが解除されるまで、草スキー場の利用は中止となっています。

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