2022年の新年度が始まり、ゴールデンウィークも目前です。佐賀県基山町でも、初夏の暑さを感じるようになってきました。
今年4月までに、編集部が町を散策したり取材しながら見つけた「まちかどニュース」を3つ、お届けします。
秋光交差点近くにある埋金木工所のそばに、何やら建物が完成していました。
関係者によると、この一軒家は埋金木工所の事務所であり、「木製スピーカー」の展示室。リフォーム・リノベーションや建具を中心に手がける工務店ですが、その職人技と音楽へのこだわりが詰まった、手作りのオリジナル木製スピーカーは知る人ぞ知る名品です。
そのスピーカーを広い空間で、実際に視聴・体験できる場所がこの春、完成したというわけ。訪問は、事前予約が安心です。詳しくは直接、お問い合わせください。
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2022年つつじの季節に間に合うようにと昨年から進んでいた、大興善寺本堂の茅葺き屋根の改修工事。さっそく、新しく美しい茅葺屋根が、訪れる人々の目を楽しませています。
もともと古刹らしい、趣のある雰囲気でしたが……これぞ、ビフォー・アフターの本堂。屋根の傷んでいた茅葺が一新し、迫力を増した堂々たる風情になっています。
2018年の豪雨による土砂崩れで大きな被害を受けた、古代山城・基肄城の出入り口の1つ、水門跡(南門跡)エリア。
国の特別史跡である石垣や水門に直接の被害はなかったものの、すぐそばに祀られていた住吉神社は完全に土砂に流されてしまいました。
被害から4年目となる今年。神社が、元の姿を取り戻しています。
神社が無事に再建され、現場では少しずつ復旧が進んでいますが、まだ開通していない山道も。将来の豪雨に備えて、山中では砂防ダムの工事が行われています。
水門から登山道を使ったハイキングは可能ですが、一般車両は今も通行止めが続いています。