2024年11月23日
2022年4月から、国の特別史跡「基肄城」の玄関口でもある、水門跡(南門跡)のそばに多目的広場が完成。基山を訪れる登山客や観光客が、休憩などに利用できる空間になっています。
広場の正式名称は、「基肄城南門跡地広場」だそう。
広場には、史跡見学のため車を置くことができそうなアスファルトのエリアも。その奥には、トイレとベンチ、山中の史跡散策ルート(登山道)の案内看板がありました。
トイレは、男女ともバリアフリーの作りで、どちらにも乳幼児向けのおむつ交換台がありました。
基山町役場に問い合わせたところ、この空間はあくまで「多目的広場」。駐車場ではありませんが、以前よりも自家用車などで基肄城観光に訪れやすくなったと考えて良さそう。普段は人気のない場所のため、町では防犯カメラを設置しているそうです。
今回の広場の整備は、基山町独自の「歴史的風致維持向上計画」の一環。史跡探索やハイキングに便利で訪れやすい史跡になれるよう、基肄城をより魅力的な観光地にできるよう、さまざまな整備計画が進んでいます。
今後数年かけて、町民お馴染みの地元の山が今以上に快適に、さらにお出かけしやすい場所になりそうです。