佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

掘り出し物ザクザク?クリーンヒル宝満のリサイクル展示会に行ってみた

編集部の國松が「気になったので実際に行ってみた」シリーズ第3弾、今年最後の記事です!

今回は、年4回開催されているという、福岡県筑紫野市原田にあります一般廃棄物処理施設「クリーンヒル宝満」で行われているリサイクル市に行ってきました!

広報きやまに載っているのを何度か見かけ気になっていまして、この度、念願の取材申し込みが実現しました。

クリーンヒル宝満の管理棟

リサイクル市が行われるクリーンヒル宝満の管理棟

リサイクル市、当日の様子

クリーンヒル宝満が完成し、稼働が始まった翌年からスタートしたというリサイクル展示会。近郊住民には、リサイクル市とも呼ばれています。担当する筑紫野・小郡・基山清掃施設組合、クリーンヒル宝満の総務課施設係の長沼里枝さんに、詳しくお話も伺ってきました。

笑顔がとっても可愛い長沼さん!クリーンヒル宝満の職員は地方公務員です

リサイクル市で出展される物品は、センターに不用品として持ち込まれたものを再利用できるかどうかを選別してから(この時点でかなり厳選しているとのこと)、必要に応じて筑紫野市のシルバー人材センターの方々の手によって修理されたものたち。

その特性上、どれも一点モノばかりですが、どんなものでも上限2000円として、長沼さんたち組合職員もしくはセンター職員の目利きで価格がつけられています。

クリーンヒル宝満 案内看板

会場内、しっかり取材させてもらいました♪

クリーンヒル宝満の利用者は、近郊の基山町、筑紫野市、小郡市の住民に限られます。それはリサイクル市も同様。

実は過去にテレビ取材などの申し込みもあったそうなのですが、利用者が地域によって限られてしまうため、断ってきたという事情もあったりして…。大字基山は超ニッチなローカルメディアとして今回、初めて取材をお許しいただけたようです♪

 近郊住民に人気の、知る人ぞ知るリサイクル市。当日は整理券をもらうため、朝早くから数多くの方が行列を作ります。

クリーンヒル宝満のリサイクル市行列

リサイクル市スタートは9時ですが、その前にはすでにこの長蛇の列

ちなみに当日は、お1人様2点まで展示品の購入が可能。会場内で希望の品があれば、その場で値札を取って受付へ持っていき、申込書に必要事項を記入してから、代金を支払います。車の都合等で当日持ち帰れない場合は、期限付きですが後日引き取りも可能です。配達の手配などは行っていないので、ご注意ください。

こちらが申込書です。すべて1階入り口の管理棟受付にて記入、支払い等をします。

リサイクル市が始まる前には、購入までの流れを長沼さんが説明、アナウンスされています。初めて参加する方でも安心ですね。

そして、開場と同時に整理券番号順に中へ通されるので・す・が!

その後の会場内は、もう新春バーゲン並み!皆さん、早足でお目当てのものがないかあちこちを物色!そして気に入ったものが見つかれば、躊躇することなく値札をはがします!

みなさん真剣にお目当のものを物色!早いもの勝ちなので、スピード感も大切です

リサイクル市の出展数は、毎回100〜200品。

再利用品といえども、中には新品に近い状態のものもあり、過去にはなんとカリモク家具といったブランド品も出展されたことがあるそうですよ!

奥様方、聞きました?!あの!カリモクですってよ!

会場は、管理棟の1階と2階の2部屋になります。1階に机や大型のタンスなどが置いてあり、2階を上がり、左側の会場には椅子類、右の会場にはベビーカー、ラック類、テレビ台などたくさんの種類の家具や道具類が置いてありました。数や種類、大きさなどによって、毎回家具を置く場所は変えるそうです。

リサイクル市なので、その時々によって出展されるものが異なるため、一点モノ、掘り出し物が見つかる可能性大!

こちらは2階に上がって左側のお部屋、椅子ゾーン。座椅子やダイニングチェア、ベビーチェアとさまざま。

このどこかにカリモクがある…かもしれない

そして2階右に入った会場での展示品。ベビー用品の数々が並んでいました。

まだまだ使えるものがたくさん!

タンスやラックも種類豊富。その素材もプラスチック、カゴ、メタルとさまざま。

定価で買うとお高いトレーニング用品まで!格安のお値段で展示されていましたよ。

会場全体に、窓がいくつもあり開放的で、1つ1つの物品がとても見やすかったです。

リサイクル市の取材を終えて

取材をしながら、実際に会場で展示品も見せていただきましたが、搬入の時点で厳しく選別されていることもあり、本当に全体的に綺麗なものばかりで驚きました。

もちろん中には使用感があるものも多少ありますが、個人的にはほとんど気にならない程度で、補修等もしっかり施されていて状態が良いものが多い印象。その場で取材をやめて、来場者の皆さんに混じって物色、購入したかったほどです…!

次回開催(日程は未定)の時は、私も絶対参加したいと思います!

クリーンヒル宝満の外観

クリーンヒル宝満の全体像はこんな感じ!

リサイクル市は通常の廃棄物搬入口の手前の建物で行われています

施設自体も平成20年に建て替えられていることから、廃棄物処理施設とは思えないくらい、とても清潔感があり快適な空間でした。トイレやエレベーターも完備してます。平日の午前中からの開催ということもあり、参加者はご年配の方が多いようでしたが、小さなお子様連れの方でも安心してお越しくださいとのことでした。

今回の取材で全貌が明らかになった、クリーンヒル宝満のリサイクル市。残念ながら基山町、筑紫野市、小郡市の住民のみと門戸が限られてはいますが、気になる方は次回開催日時、要チェックですよ!

撮影協力:LINUS 宮本薫

 

場所ごあんない

お問い合わせ先

クリーンヒル宝満

TEL:092-926-5300

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