皆さんはタケノコがお好きですか?私は大好きです!
来る2018年4月29日…昭和の日。(平成が終われば「平成の日」という祝日もできるのでしょうか?)
基山町園部の山の中で、年に一度の「ありっ竹祭」という竹のお祭りが今年も予定されています!
竹のお祭りってどんなことをしているのか…気になる方のために、昨年の様子をお届けします。
まずはみんなでタケノコ掘り!
「かいろう基山」の方々が手伝って下さるので、タケノコ掘り初心者も、親子連れの参加も、安心です♪
ありっ竹祭の主催は、特定非営利活動法人かいろう基山。
森づくりを通し、人づくり、地域づくりを活動の基軸としている団体です。平均年齢が70歳を超える彼らの具体的な活動は、日常的な竹の伐採!
孟宗竹は、竹の中でも特に森林を侵食するんだそうで、火曜日から土曜日の8:30~11:30は雨が降ろうと、暑い日も、寒い日も竹を切りに山へ分け入っているそうです。
普段の活動の様子
そして、伐った竹も無駄にはしません。竹チップ、竹炭、そしてこれらを使って作る牛ふん堆肥、竹酢液、竹パウダー、乳酸菌酵母液などへ資源化し、「かいろうファーム」という農園で使用しているんだそう。近年では有機JAS規格を取得したんだとか!
JAS規格には、品位、成分、性質その他品質に関する規格及び生産の方法に関する規格があり、品質に関する規格は51品目、197規格、生産方法に関する規格は15品目17規格が定められています。そのうち、有機JAS規格は、生産方法に関する規格に該当し、有機農産物、有機加工食品、有機飼料及び有機畜産物の4品目4規格が定められています。(品目数及び規格数は平成25年3月末現在の数)
基山町で毎日、山の保全のために活動しているかいろう基山。
ありっ竹祭では、プロフェッショナルたちがタケノコ狩りをサポートしてくれるので、安心してイベントに参加できそうですね。
「基山町民にたくさん来てもらい、私たちの活動を見て頂きたくて始めました。里山の現状を“来て、見て、触って”そして、活動に参加、へと繋がっていくことを描いています」
かいろう基山さんが大字基山に寄せてくださったコメントです。基山町の森林保全の現場を楽しみながら見聞きして、お祭りに参加してみましょう!
ありっ竹祭は、体験型のイベントとしては異例の、なんと参加無料!!昼食準備のため、事前に参加の申し込みが必要です。
活動支援の募金箱も設置してあるそうなので、お気持ちとしてお支払いすることはできそうです。
メールか、ショートメール、お電話にてお申し込み下さい。
「大字基山を読んだ」と最初に伝えていただけると、話がスムーズに進みます。
駐車場はありません。林道の広いところに、毎年停めるようになっているそうです。
当日の誘導員はいないため、譲り合いの精神で、ご停車ください。駐車台数に限りがありますので、できるだけ乗り合わせてお越しください。
車あるいは徒歩