佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

【オオアザメシ】vol.15 子どもたちを心の深層から癒すメシ

町民の数だけメシがある。
人生の数だけメシがある。
今日、だれと、なにを食べますか?

こんにちは。大字基山編集部、大山です。

年月が経つのが年々加速しているような気がしてなりません。

基山町民のお昼ご飯・夕ご飯にフォーカスする企画、「オオアザメシ」。今回は前回に引き続き、児童養護施設 洗心寮スタッフ編・第2弾!

町民の気取らない、ありのままのご飯、「メシ」を紹介していきます。

今回のメシはこちら

お弁当包みの結び目も麗しい端正な表情のお弁当。中身が気になりますね。

  • おにぎり
  • ウィンナー
  • 卵焼き
  • 味噌汁

2色のおにぎりがぎゅうぎゅうと。マグカップにはお味噌汁で、ホッと一息もできそうですね。ごはん党の魂を揺さぶる組み合わせです。

食べる人

子どもたちの夢が描かれた作品の前で

今回の食べる人は、吉瀬さん。吉瀬さんは、児童養護施設 洗心寮心理療法を行なう心理療法士として勤務されています。ネコの持ち手がかわいらしいマグカップは、学生時代からずっと愛用しているそう。

子どもたちへの想いを語りだすと止まりません!

吉瀬さんが心理学に興味を持ったのは、中学生の時。通っていた中学校の、スクールカウンセラーに憧れたのがきっかけだとか。

「人の奥深い心の部分に寄り添って、人を助ける仕事に就きたい」。

そんな熱い想いを持ち続け、大学、大学院と心理学の勉強・研究に没頭し、心理職として現在の職場に就職。見事、夢を叶えられた信念の方なんです。

一番好きな場所は縁側。中庭で遊ぶ子どもたちを見守るのが幸せ。

洗心寮で暮らす子どもたちの心に、日々寄り添っている吉瀬さん。心理療法士という、子どもの心の奥深い部分に密に関わる仕事だからこそ、「自分に何ができるか」と悩むことも多いそうです。

それでも、「仕事が楽しい!」と感じることができるのは、これまた子どもたちのおかげなんだとか。学校帰りに見つけた、きれいな小石を拾ってきてプレゼントしてくれる……。そんな日常の一コマが、吉瀬さんの仕事の原動力。

事務所で同僚とランチ。洗心寮では、専門職同士で情報交換をしながら子どもたちの成長を見守っています

日々、子どもたちのと向き合い、寄り添う吉瀬さん。そんな彼女の趣味はというと、ランニング!

福岡マラソンでは見事完走、基山ロードレースにも出場されたというなかなかの強者ランナーのようです。が、普段は寄り道しながら楽しく走り、最終地点でビールをグイっと、そのままバスで帰宅、という大人なランニングを楽しまれているとのこと。

そして、これからチャレンジしたいことは、バンジージャンプ!

あら……、洗心寮方面でバンジージャンプが流行っているのでしょうか、前回の中須さんと同じ返答が。吉瀬さんに中須さん、編集部で調べてみたところ、どうやら熊本県五木村でチャレンジできるようですよ!

ごちそうさまでした

1つ1つの言葉の選択に、子どもたちへの愛情がにじみ出る吉瀬さん。これからも、子どもたちの良き理解者でいてくださいね!

 

オオアザメシでは、掲載する「メシ」を募集しています。自薦他薦は問いません。

個人情報には触れず、「メシ」だけの出演も可能ですので、性別、年代問わず、気になる「メシ」があった際にはご一報ください。

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