佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

【オオアザメシ】vol.12 イギリスまで突撃!○○愛が止まらないメシ

町民の数だけメシがある。
人生の数だけメシがある。
今日、だれと、なにを食べますか?

こんにちは。大字基山編集部、大山です。

PM2.5や黄砂状況は基山(きざん)の霞み具合で判断する、これ”基山あるある”ですよね。

基山町民のお昼ご飯・夕ご飯にフォーカスする企画、「オオアザメシ」。

町民の気取らない、ありのままのご飯、「メシ」を紹介していきたいと思います。

今回のメシはこちら

メインに小鉢、定食風なメシです

  • ホイコーロー
  • 昆布の煮物
  • 納豆
  • ご飯

間違いなく白ご飯が美味しく食べられるであろう、魅力的なおかずの面々は、昨晩の残り物中心とのこと。ご自宅で少し遅めのお昼御飯、が今回の食べる人の日常。

食べる人

フレッシュな、雰囲気ある女性です!ご自宅にある工房にて

今回の食べる人は、町内でも珍しいご職業の女性、真理子さん。

その気になる職業、ご本人写真を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。背景の”ごつい”ミシン、無造作に積まれた革や靴……。

そう。

MarikoKこと、真理子さんは女性靴職人。靴の受注から販売、製作までお1人で手掛けていらっしゃいます。そのすべての靴がオリジナルの、オーダーメイドです

MarikoKでは、自分の足を実際に採寸してもらえ、靴の色や柄、糸の色まで自分で決めることが可能。まさに自分だけの特別な1足を、一針、一針丁寧に作ってくれる職人さんなのです。

靴

製作途中の靴が並んでいました。一足作るのに1か月はかかるとか。

真理子さんは、職人歴9年目(2018年5月現在)。OL時代にハイヒールで足を痛めたことが、靴に興味を持つようになったきっかけでした。一念発起して勤め先を退社してからは、専門学校で本格的に靴作りの勉強を開始。卒業後は、足の悩みを抱える人に応えるべく整形靴の製作会社に所属し、腕を振るっていました。

ちなみにお昼ご飯は同居するお母様の手作り。レディ・メイドなおかずを盛り付け

そんな中、同じく女性である靴職人Ruth Emily Davey氏とその師匠であるAlan James Raddon氏の靴作りに感銘を受け、イギリスにある工房を見学するため渡英。そしてその場で弟子入りを直談判し、見事、弟子入り決定…!

靴に対する行動力と熱意が、突き抜けてます!!

普段使用しているミシン。靴底は手縫いで仕上げます

2年間のイギリス修行中は、英国王室御用達の靴工房で靴を作る経験にも恵まれ、さらに革靴の世界に魅せられたそう。帰国後は、故郷である基山町に帰り、各地のイベントやウェブサイトで靴の販売を行っています。

サンダル

暑い時期はサンダルも素敵。サイズも色もデザインも自分にぴったりなサンダルに♪

「靴作りは飽きることがない。全過程が面白い」と語る真理子さん。「お仕事のない日は?」と問うと「予定のない日は、ジグソーパズルとかしちゃいます」とのこと。

…手で何かを作るのが、お好きなんですね。真理子さん、根っからの職人です。

2018年5月からは、町内の基山フューチャーセンターラボで定期的に、ポップアップショップが開店。

より気軽に真理子さんの靴を見て、触って、体験して、その場で注文できる場所になるそう。靴が出来上がったら、真理子さんから直接、受け取りまでできちゃいます。ご本人と靴談義に花を咲かすことも、おそらく可能です。

基山フューチャーセンターラボ

場所はサンエーすぐ近く、大きなタヌキの置物が目印。靴は常設されています

MarikoK ポップアップショップ詳細

  • 日程:5月20日(日)、6月3日(日)、6月17日(日)※その後の日程は随時、ウェブサイトでチェックしてください。
  • 営業時間:11:00~17:00
  • 場所:基山フューチャーセンターラボ(基山町宮浦182-1)
  • 靴の参考価格:オーダー靴、サンダル共に43,500円〜(うち、オーダー時に内金として10,000円入金。完成後に残金を支払い)
  • メールでのお問い合わせinfo@marikok.com
  • 電話番号050-7117-5417

ごちそうさまでした

世界に一足の、その人だけのための、一生モノの靴を愛情と情熱を込めて手作りする真理子さん。

これからも、たくさんの人を足元から幸せにしていってくださいね!

 

オオアザメシでは、掲載する「メシ」を募集しています。自薦他薦は問いません。

個人情報には触れず、「メシ」だけの出演も可能ですので、性別、年代問わず、気になる「メシ」があった際にはご一報ください。

 

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