2022年11月20日、佐賀県基山町で、県内で初めてとなる自転車ヒルクライムレース「基山ヒルクライム」が開催されました。
当日は事前の天気予報を裏切る形で、朝から快晴!
全国各地から、ロードバイクで峠を攻める猛者たち約90名が基山町に集結し、ゴールの基山山頂まで、約1.7kmと短いながらもハードな傾斜の坂道を走るコースをタイムアタック形式で競い合いました。
基山ヒルクライムの本会場は、基山町役場。午前7時半からの参加者の受付が完了してから、8時半、役場前で開会式が行われました。
そして、ここから「スタート地点」となる基山中腹の大本山瀧光徳寺まで、参加者・関係者全員で大移動!スタート前に、さっそくヒルクライムが始まってしまいます。
つまり、スタート地点が、すでに「坂」。元競輪選手というベテランスタッフらにスタートの補助を受けながら、30秒間隔で、大人から子どもまでクラス別・年齢別に選手らがどんどんスタートしていきます。
11月中旬の紅葉美しいコースは、「息つく暇もない」という最大斜度14.8%の急勾配が続きます。
難所には、佐賀出身の世界的サイクリスト・牧瀬翼選手や、国内プロチーム「VC福岡」、「スパークルおおいた」、「シエルブルー鹿屋」の選手らが待っていて、挑戦者たちをゴールまで励ましてくれました。
ゴール地点は、大きく開けた空が達成感を高めてくれる「基山草スキー場」。
火照って疲れた体を山の空気で癒しながら、地元産のあたたかいお茶や大福が選手らに振る舞われました。
全員がゴールした後は、また全員でパレードをしながら、本会場である基山町役場へ。
表彰式を待つ間、地元のグルメ「エミュー肉の炭火焼き」や「佐賀牛カレーパン」などが、ランチとして提供されていました。
レース終了後の本会場では、表彰式の前後でプロ選手らによる「お楽しみ会」や、参加者全員を対象に地元特産品が当たる「お楽しみ抽選会」も!
「基山ヒルクライム」は、選手らが帰路に着くまで、基山町らしいあたたかな”おもてなし”を目指すアットホームな大会でした。
次回開催は、2023年11月が予定されています。なお、第1回大会の総合優勝者の記録は、5分47秒でした。
記念すべき初開催を無事に終えて、さらに”おもてなし”がパワーアップするだろう「基山ヒルクライム」。来年の開催告知を、どうぞお楽しみに!
Sponsored by 基山町ヒルクライム事務局