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屋外でもコロナ対策強化へ、基山総合公園と中央公園の遊具が利用中止

2020年4月24日、基山町から「基山総合公園と中央公園については、4月25日(土曜日)より当面の期間、『遊具』の利用を中止」と発表がありました。

※5/22追記:18日より町民に限って開放されています。

新型コロナウイルス感染症対策のため、公園遊具の利用制限が全国的に行われていますが、佐賀県基山町でも同じ措置が取られることに。

4月25日の総合公園の様子

親子の姿はほとんどありませんでした

テープや注意書きで遊具は封鎖されています

別エリアにある運動器具も利用中止

当面の間「KEEP OUT」

なお、基山町に限らず、近郊自治体の大きな遊具がある公園でも「公園休業」「遊具の利用中止」など、ゴールデンウィークに向けた本気の感染対策が進められています。

「人との接触を8割減らす、10のポイント」

これまでは、新型コロナ感染症対策として、クラスター(集団感染)が発生しやすい「3つの密(密閉空間、密集場所、密接場面)」を避けるよう広く呼びかけられていました。

その後、全国的な緊急事態宣言を受けて、さらにすべての国民を対象に「人との接触を8割減らす」ことが求められています。

日常生活に必要な外出先や、気分転換に出かける散歩でも心がけたい「人と人との距離を取ること」。

また、近所の公園で利用制限がされていない遊具で遊ぶときも、人との距離をできるだけ確保したり、使用後は必ず手洗い・消毒をするなど、譲り合いと感染対策への協力が大切な時期です。

公園は、一律に閉鎖するのではなく、地域での話し合いなどにより、使い方の工夫、感染対策についての使用者への協力を呼びかけることにより継続して利用ができることが望ましい。

専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年4月22日)より

広域で人気を集める大型遊具だからこそ、利用制限をするという自治体のリスクマネジメント。

近所の小さな遊び場を守るためには、地域住民の努力が求められています。

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