2020年春、基山町のメインストリート沿いに、新しいお店が誕生しています。以前は「カラオケステージ山の音」があった場所です。
3月下旬にオープンしたばかりの、「多国籍屋台料理 タコス☆キッド」。今はタコスがメインですが、「多国籍」メニューもこれから増やしていく予定だそう。
なにより気になるのが店長の「タコス・キッド」さん。本業はプロレスラーで、「タコス・キッド」はリングネーム。お店がお休みの日は、練習や試合などを行っています。覆面レスラーですが、接客は優しく、お料理の腕ももちろん確かです。
しかし、なぜレスラーが、タコス料理を提供するようになったのか?
そのきっかけは、タコスの本場・メキシコにプロレス修行に出かけたこと。現地で気軽に食べられていたタコスを「ただ食べるというだけではなく、食をエンタメにしたい!」という想いで提供しているんだそうです。
タコスは、チリコンカン、チョリソー、週替わりメニューの3種の中から2つ選びます。ハラペーニョ(辛さ)や仕上げのパウダーなど、希望を伝えればアレンジも。子ども用にパウダー無しもOK。さらには、怪しげな裏メニューもあるんだとか…。
食べるときは「エンターテインメント」らしく、大きな口で下の方からガブリっ!といただくのがオススメとのこと。「こぼしたり汚したり、ワイワイ言いながら楽しく食べてもらいたいです」とタコス・キッド店長。
ちなみに、お店が入る空間は、交流スペースを提供する「ここてらす」として昨年度にオープン。子どもの居場所作りや、パン屋さんと本屋さんのコラボイベント「ほんとぱん」など、期間限定イベントを中心にさまざまな試みが行われています。
イベントスケジュールなど詳細は、ここてらすの公式Facebookで確認できます。
JR基山駅から徒歩10分