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2020年8月、佐賀県内で2年ぶりにヘルパンギーナが流行中

2020年8月13日、佐賀県が2年ぶりに「ヘルパンギーナ」の流行発生について警報を出しています。

ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。いわゆる夏かぜの代表的疾患である。

国立感染症研究所より

佐賀県では、7月下旬からヘルパンギーナの患者数が増加。特に、鳥栖保健福祉事務所管内からの報告が多い状況だったそう。

そして、8月3日から9日にかけて患者数が急増、定点当たりの患者報告数は8.30となり、流行発生警報基準値の6を超えています。

ヘルパンギーナ患者報告数(佐賀県感染症情報センターより)

ちなみに福岡県でも、感染症情報サイトで公開されているデータから、福岡市を中心にヘルパンギーナの患者数が増えつつある傾向がうかがえます。

福岡県感染症情報より(2020/8/17時点で公開されているグラフ)

新型コロナウイルス感染症対策が進む中、基山町近郊の子どもたちの間で流行しているらしい、夏風邪「ヘルパンギーナ」。

手洗いうがいをしっかり行うだけでなく、タオルの共用を避け、子どものオムツを交換するときは排泄物を適切に処理するように心がけていきたいですね。

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