基山町に、不定期営業の、こだわりの手作りパン屋がオープンしました。
先週レポートした、9月3日に基山町内で開かれた発酵文化に関する書籍出版記念イベント。
そこで基山の自然から採取し培養された天然酵母を使ったパンが、参加者に振舞われたとレポートしていました。
イベントで提供されたパンのレシピ開発とパン作りを担当していたのは、基山フューチャーセンターラボの代表を務める鷲尾依子さん。
普段からパンを焼いているという一部参加者からは、天然酵母を使ってここまでフワフワのパンを焼けちゃうのはすごい!と絶賛の嵐で、レシピを惜しみなく共有する姿も。
そんな鷲尾さんが材料にこだわり、その技術を思う存分発揮して焼き上げたパンたちが、9月6日に基山フューチャーセンターラボ内の一角で発売されると聞きつけたので、直撃してきました。
この日は、正午過ぎからお店の準備が整ったようです。12時ごろほぼ一番乗りで到着できたので、当日販売されたパンの全容を撮影することができました。
初日は、開店から2時間で売り切れたそう。
ところで今回販売されたパン、イベントで提供された天然酵母パンではありません。材料表記にもあるように、ドライイーストを使っています。
天然酵母は培養に時間がかかるらしく、まだまだパンの量産体制には至らないとのこと。いつか、基山町オリジナルの天然酵母パンがお店に並ぶ日も、やってくるはずです。
今後は、毎週水曜日のお昼からお店を開く予定とのことでしたが、「直近の9月13日に販売することは決めているけど、その後の予定は未定なの〜」と、のんびり笑う鷲尾さん。
そして、販売するパンの種類はその日の材料と鷲尾さんの気分で、決まるそう。ラボの外に旗かのぼりが立っている日が、パン屋の営業日です。
今後の予定は、基山フューチャーセンターラボのFacebookで事前告知されます。
基山駅から徒歩3分