基山町史上初となる、町関係者が完成を切望してきた宿泊施設。
2018年5月16日にオープンして、すでに500名規模の予約が殺到しているという「基山町合宿所」の全貌をお届けします。
合宿所は、基山町役場から東明館学園に向かう道沿いの、基山町総合体育館のちょうど向かい側に完成。スポーツ関連の大会やイベントが年間100回近く開催されるという、体育館の利用者にとって使い勝手の良い、好立地にあります。
その看板は、同じ敷地内にある食堂「ホットステーション」のテラス側に、掲げられています。この食堂に関しては、別記事で詳しくレポートしました!
基山町が、旅館業法にのっとって営業許可を取った宿泊施設をオープンしたのは、今回が初めてのこと。簡易宿泊所として、最大48名を受け入れることができます。
合宿所の宿泊施設は2階建て。1階がバリアフリー対応で、男女グループで宿泊できるよう、お風呂もトイレも各階にそれぞれ用意があります。例えば男性が1階、女性が2階を想定していて、トイレやお風呂のテーマカラーも意識して分けられているようです。
また、施設全体がフリーWiFi完備。現代っ子になくてはならないインターネット環境が、しっかり整っています。
玄関をくぐると、目の前には管理人室と下駄箱。
廊下には監視カメラがついていて、セキュリティも万全です。
それではさっそく、これから合宿所を利用する方、利用したい方に向けて各設備の特色をご紹介していきましょう!
宿泊施設といえば、真っ先に気になるのがお風呂、ではないでしょうか!
浴室は、大人8名が同時に利用可能とのこと。子どもや車椅子の方でも使いやすいよう工夫された洗面台には、ドライヤーも完備されています。その他に、コインランドリーも設置されていました。
優しい色合いの、2階の浴室。ボディーソープとシャンプーまで用意されていて…なかなかのホスピタリティを感じる、基山町合宿所!
1階の浴室は、すっきりとしたタイル張りです。そして、大人3人が足を伸ばしてゆったりできる浴槽は、広さ・深さ共に十分な様子。
広いお風呂で、1日の最後に肩までお湯に浸かれるって、素晴らしい〜!
宿泊用の部屋は2段ベッドのある洋室と、ミーティングスペースとして利用もできる和室の2種類があります。
洋室には、カーテン付きの2段ベッドが最大で4台設置。各フロアに、8人部屋と4人部屋が1つずつあります。
そのすべてが畳ベッド。宿泊料とは別に、布団はレンタル料が必要です。
和室は6名が宿泊可能。各フロアに2部屋ずつありますが、間仕切りがあるので1つの部屋として利用ができます。
なお和室に関しては、宿泊以外に、日帰りのサークル活動などでも予約ができるそう。1室1時間200円、利用日の1週間前から宿泊予約がない場合に限って、利用予約ができます。
各部屋の名前は、1階が樹木、2階は花をテーマにしています(合宿所あるある)。
そして「さくら」の部屋があるように、シーズンになると各部屋からお隣の東明館学園の名物「桜」を愛でることができるという、嬉しい特典(?)も!!
トイレは各フロアに、男女別に1つずつ。ここでは、1階のみにある多目的トイレの様子をご覧あれ!
足腰が不自由な方や車椅子ユーザー、小さなお子さん連れも安心して、合宿所を利用できそうですね!
基山町合宿所の利用料金は、部屋代と宿泊料が別料金。コインランドリーや冷暖房の利用は、コイン式になっているようでした。
また食事代は朝夕の2食で、1人1400円。布団レンタル料は、参考価格として1人1日650円となっています。
料金体系から計算してみると、団体の場合だと大人は1人4000円ほどで、1泊2食付きのプランとなります。団体でも個人でも利用可能なので、合宿だけでなく、イベントやビジネスで基山町を訪れる方にもオススメ&利用してもらいやすそうな施設となりそう!
予約は宿泊予定日の6ヶ月前から受付が開始され、1週間前までに申し込みが必要です。和室に限っては宿泊なしの利用もできるので、町民も何かと重宝しそうな場所になる予感…。
2018年、基山町にまた1つ、便利な公共施設が増えました♪
基山町合宿所 TEL: 0942-85-9512