まもなく平成最後の年の瀬を迎えますね。
一年を締めくくる最後の行事、それは「除夜の鐘」をつくことでしょう!
昨年の「除夜の鐘」記事が思いのほか人気で、実際に鐘をつきに出かけた方もいらっしゃったようですよ。今年も、大字基山の2018年最後の記事は、その除夜の鐘をつくことができる町内のお寺情報です。
町内のお寺の数は14軒。
2018年、このうち編集部が直接お話を聞かせていただけて、かつ一般客による鐘つきが可能と回答があったお寺は、9軒でした。昨年は8軒ご紹介しましたが、今年は1軒増えましたので、改めて概要をご紹介します。
それでは門信徒さん・ご近所の方に限らず、誰でも鐘つきウエルカムな基山町内の除夜の鐘情報2018年編、ご参考ください!
基山モール商店街から道を挟んだ宮浦エリアにある、明光寺の除夜の鐘は、大晦日の23時30分ごろから24時ごろまで。お客さん全員が鐘をつくことができ、万が一108回に足らない場合はご住職がしっかり、108回ついてます!とのこと。毎年お土産に、飴玉なども配られているようです。
鳥栖プレミアムアウトレット近く、園部エリアの正応寺にある吉祥寺では、31日の23時30分から大晦日の法要が行われます。その後、鐘をつき始めるのは24時ごろから。ちなみに毎年温かい汁ものが振舞われるそうです。寒い夜にありがたいことですね。
園部エリアの馬場にある善覺寺は、暖をとるために23時ごろからまず焚き火がスタート。例年、紅白歌合戦が終わって23時45分ごろから、お客さんがやってくるんだとか。こちらでも毎年何かしら振舞われているそう。そしてお客さんには、「初灯明(はつとうみょう)」という年が明けて初めて仏壇に灯すための赤いろうそくと、お子さんにはお菓子がお土産に配られるそうですよ。
園部エリア、大興善寺からもほど近い常行寺では、紅白歌合戦が終わる23時45分頃から、除夜の鐘つきが始まります。例年25時ごろまで、客足が途絶えるまで鐘つきを行なっているそう。こちらでも、毎年ぜんざいの振る舞いがあるんだとか。
春のつつじ、秋の紅葉で有名な大興善寺でも、除夜の鐘つきができます。大晦日の23時ごろから境内にある「平和の鐘」周辺がライトアップされ、45分から鐘つきがスタート。24時からは、初詣もできます。鐘つきは、25時30分ごろまで。寒さ対策を万全にお越しくださいとのことでした。
町内で見真幼稚園を運営している因通寺では、22時から除夜会のお参りが始まります。そのお参りが終わって、22時40分ごろから25時ごろまで鐘つきができるそう。お客さんには、飴などのお菓子がお土産に配られています。今年は見真幼稚園の改修工事が行われているため、車でお越しの方は園の運動場に駐車してくださいね!
基山の中腹にある瀧光徳寺は23時45分に、鐘つきが始まります。お客さん全員が鐘をつけるようにと、108を超えても鐘つきは続くようですよ。基山駅からの送迎バスはありませんので、自家用車などでお出かけしましょう。
JR弥生が丘駅から徒歩でおよそ5分、長野エリアにある光蓮寺も、23時45分ごろから鐘つきがスタート。こちらでもお客さんにぜんざいの振る舞いがあるそうです。24時30分ごろから本堂で新年のお勤めが行われ、ご住職の法話が終わってから25時30分ごろその場に残っていた方々とは、毎年お蕎麦を食べているんだとか。国道3号線上り方面沿いにあるので車でもアクセスしやすい場所ですが、夜間のため歩行者などに気を付けて車の出入りを行うよう、お願いします。
園部エリアの比較的住宅地に近い場所にある、専念寺。小さなお寺で、毎年ご近所の方々と穏やかに鐘つきが行われているそうです。23時45分ごろから鐘つきが始まり、毎年ぜんざいが振舞われています。
今回ご紹介しているお寺に問い合わせたところ、皆さん、大字基山への情報掲載を明るくご快諾くださいました。ありがとうございます。どのお寺も108回という鐘の数にはこだわりなく、参加者誰でも鐘つきできるようにしてくれています。温かい汁ものの振舞いや暖をとるための焚火といった心遣いも、寒い夜のお出かけにはうれしいですね。
基山出身でも出身じゃなくても、ご縁があってこの土地に暮らしています。地域の方々と一緒に年の瀬を感じて、年が明けてもまたこの地で楽しくがんばっていきましょう。
それでは皆さま、良いお年を!
来年も、大字基山をどうぞよろしくお願いいたします。