通称「かえる寺」としても親しまれている、福岡県小郡市の清影山 如意輪寺。
2025年4月6日に12年に一度、巳年に行われる「御開扉大法要」があり、4月17日まで御本尊であり秘仏「如意輪立像」を拝観できます。12年に1度という秘仏が公開される貴重な機会は、この12日間のみです。
2025年4月6日の大法要は、朝から稚児、長寿の練供が行われ、法要では海外からの特別来賓もあり、12年間閉ざされていた扉が開きます。桜の気配が残る、特別な1日になりそうです。
公開期間中はコンサートなどのイベントも開催され、春の陽気に賑わいを見せます。
約1万体のかえるの置物が出迎えてくれます
入口のみ風鈴飾りもあります
12日(土)、13日(日)は、コンサートやイベント各種が行われ、大人から子どもまで楽しむことができます。17日(水)に観世音菩薩太鼓の奉納があり、11時から法要が行われたのち、再び扉が閉まります。
取材に訪れた4月3日時点、本堂の外から御本尊までが五色の布でつながっていました。この布を通して、「御本尊と繋がってますよ」、「お参りしてますよ」という意味があるのだそう。
秘仏・如意輪立像につながる五色布
本堂に五色の布が広がる様子は実に華やか。この布はねじり合わされて、一本の細い紐となって中央一番奥にある御本尊につながっています。今しか見ることのできない光景です。
普段は中央にある観音像が写真左に移動済み
本堂の奥中央には御簾があり、漆黒の厨子がうっすらと見えています。普段はこの御簾の前に大きな観音様があり、その裏側を見ることはできません。
期間中のみ、この御簾が開き、御本尊が一般の目に触れることとなります。
金色の中の影が秘仏・如意輪立像(12年前の様子より)
秘仏・如意輪立像は、平安後期に行基によって作られたと伝えられています。桧の一木造で、顔は1つ腕は6本の一面六臂という形式の珍しい姿をしており、名前の由来でもある如意宝珠と法輪を持っています。
全国的にも貴重な立ち姿の御像は、福岡県指定文化財にも指定されています。
猫とかえるのツーショットも撮影できるかも
12年に一度しか姿を現さない秘仏にお参りした後は、緑に囲まれたお寺を散策しながらお気に入りのかえるの置物を見つける楽しみも。
駐車場はお寺の表入口横と裏手の道路向かいにありますが、大きな行事の際は混み合うことも予想されるため、公共の交通機関の利用がおすすめです。
※スケジュールは変更される可能性があります。