頑張った自分へのご褒美。家族とのティータイム。
今日はちょっと特別なおやつ時間にしよう。
そんな時にぴったりな、佐賀県基山町近郊で「500円で買える」ワンコインスイーツ情報をお届けします。

ふわふわシフォンケーキが人気
佐賀県基山町の自宅に製造所を構え、シフォンケーキを中心に菓子の製造・卸売りをおこなっている「きょん菓子店」。
きょん菓子店のパティシエ・寺﨑京子さんが、シフォンケーキを始めとしたお菓子の卸売りを始めたのは14年前。
もともと、母の富子さんがJA直売所に漬物を卸していたことから、一緒に商品を置かせてもらったのが始まりなんだとか。
きょん菓子店のシフォンケーキは「季節限定のもの」「地元の旬な食材を使ったもの」など、これまでに考案されてきたシフォンケーキの種類は、なんと20種類以上!
1袋につき2切れずつ入ったシフォンケーキは、その食べ応えもばっちり。1つ300円(税込)です。

一番人気は生チョコシフォン、イベント出店時は即売とか
もともと、調理師学校を卒業しフランス料理店に9年従事していた京子さん。
働き始めてから3年ほどで調理と並行し、最後のデザートを任せてもらうように。当時はインターネットの普及もなく、本を読んでイチから独学で勉強し、デザート作りに励んでいたそう。
数年を経て、「製菓の道にはまだ分からないことがたくさんある」「もっと学びたい」と移ったケーキ屋は、材料に既製品は使わないというこだわりの店だったそうで、そこでの厳しい経験は今もすごく生きているんだとか。

シュワシュワ、しっとり!期間限定「温州みかん」米粉シフォン
きょん菓子店のシフォンケーキの魅力は、なんといっても「生地のしっとりとした柔らかさ」。
どの種類のシフォンも、生地の水分がしっかりと感じられる優しい甘さと各種素材の味覚が一緒になって、口の中でシュワシュワ柔らかく溶けていきます。

焼菓子やプリン・どら焼きなどのお菓子も人気
食べることよりも、作ることが好きだという京子さん。
お菓子の作り方だけに限らず、材料一つ一つの成分や相性についても日々研究されています。きょん菓子店を始めて14年経った今も、目からウロコが落ちる新しい発見がよくあるんだとか。
これからも20年、30年と続けていけるように、ご自身もお客さんも飽きないような「新しいこと」に日々挑戦しています。
きょん菓子店のシフォンケーキは、基山町の「飾菜きの里『あすか』」、JA直売所の鳥栖市「うちの畑」や筑紫野市・太宰府市などの「ゆめ畑」、福岡市内のカフェやキッチンカーなどさまざまな場所で販売されています。

基山町ではおなじみ、飾菜きの里「あすか」

JA直売所・ゆめ畑(筑紫野店)の販売コーナー
シフォンケーキのほかにも、焼菓子やどら焼きなども、1個500円未満で販売しているとのこと(2025年11月現在)。シフォンケーキのセットは、基山町のふるさと納税の返礼品にもなっています。
販売店によって、置いてあるお菓子の種類が異なります。いろいろな店舗を巡って、新作を探すのも楽しそうですね。
基山町内では、「飾菜きの里『あすか』」で購入しやすくなっています。
販売店の詳細は、きょん菓子店ホームページにてご確認ください。
