町民の数だけメシがある。
人生の数だけメシがある。
今日、だれと、なにを食べますか?
こんにちは。大字基山編集部、大山です。
近年の増えゆく祝日についていけていません。
基山町民のお昼ご飯・夕ご飯にフォーカスする企画、「オオアザメシ」。
町民の気取らない、ありのままのご飯、「メシ」を紹介していきたいと思います。
キャラクターのお弁当包み、かわいらしいですね。
今回のお昼ご飯の場所は、基山総合運動公園の多目的運動場。食べる人、お気に入りの場所です。
中身は
小さいお弁当箱の中に、おかずがぎっしり。ナポリタンは、食べる人がなんと生トマトから作ったという本格派!サイドのおかずは、離れて暮らすお母さんが作り置きしていってくれたものだそう。
今回の食べる人は、この春から地域おこし協力隊として基山町に赴任してきた、平田瑞杏(ひらたみずき)さん。
平田さんは大阪府大阪狭山市出身の23歳。今年の3月まではずっと大阪のご実家暮らしだったという、こってこての関西人、です。
もともと教員を目指していたという平田さん。そんな彼女を佐賀県の基山町に導いたのは、2014年に上演された表現倶楽部うどぃを中心とした大阪の小中高校生と基山、和歌山、沖縄の小中高校生が共演した舞台「風の声が聞こえる」。「一生懸命はかっこいい!」を合言葉に作られた舞台で、基山の子どもたちを指導していたのが、何を隠そう、当時大学生だった平田さんでした。
大学卒業後、導かれるように基山町の地域おこし協力隊となった平田さん。
協力隊員としてやりたいことは、ずばり、基山町を若者が元気な町にすること!
町内に若者、特に中高生が活躍できる場を作り、将来の町を担う人材を育てたいんだそう。
「子どもたちが町を誇りに思う、好きと思えるような活動をしたいんです!」と語る平田さんの熱い想いがふつふつと、こちらにまで伝わってきます。
基山町に赴任してきてからさっそく、町関連のイベントの手伝いや、町内中学校のバスケットボール部の外部コーチなど得意分野を生かして、中高生とともに汗を流す日々を送っているそう。
そして、業務終了後は「風の声が聞こえる」上演以来、4年以上の付き合いである「表現の絆 みらぃ」の子ども達の指導役も。舞台を通しての人づくりにも取り組んでいます。
取材時は人生初の一人暮らしを始めて20日目とのことでしたが、寂しいなんて言っている暇がないくらい、毎日が充実している様子でした。「ふるさとのお母さん、瑞杏はがんばっていますよ~」なんて、ご本人に代わってご報告しておきます。
縁あって基山町に来てくれた平田さん。
町民へのメッセージをお願いすると「まずは、声で私のこと覚えてくださいね」とのこと。
…なるほど。確かに、平田さんのお声は独特のハスキーボイス。文章ではなかなか表現しづらいのですが、例えば八代亜紀さんをほうふつとさせるような、昭和を感じさせるような…。もちろん彼女は、平成生まれです。
ちなみに、好きなものは韓流ドラマ(特にドロドロ系)と某ファストフート店のポテト。ドライブスルーで「揚げたてをお願いします」と指定する、なかなかのツワモノでもあります。
基山町の若者を引っ張って行ってくれそうなパワーあふれる平田さん。これからの活躍が楽しみですね。
応援してます!
オオアザメシでは、掲載する「メシ」を募集しています。自薦他薦は問いません。
個人情報には触れず、「メシ」だけの出演も可能ですので、性別、年代問わず、気になる「メシ」があった際にはご一報ください。