佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

【オオアザメシ】vol.22 本が好き、町が好き、人が好きなメシ

町民の数だけメシがある。
人生の数だけメシがある。
今日、だれと、なにを食べますか?

こんにちは。

基山町民のお昼ご飯・夕ご飯にフォーカスする企画、「オオアザメシ」。

町民の気取らない、ありのままのご飯、「メシ」を紹介していきたいと思います。

のんびり、のんびりお付き合いください。

今回のメシはこちら

かわいらしい水玉模様のランチバッグ。中身は…

まちがいなく全部、やさしい味付けに違いない

  • 混ぜご飯
  • とんかつ
  • 卵焼き
  • ひじきの煮物
  • きんぴらごぼう
  • 味噌汁

定番惣菜がならんだお弁当。見ているだけでほっこりした気持ちになるのは、「食べる人」のお人柄がにじみ出ているからかもしれません。

食べる人

前回に引き続き、今回の食べる人も町民にはおなじみの方!基山町立図書館の館長、城本さんです。

城本館長は高校の生徒会活動がきっかけで司書を目指し、大学卒業後は基山町立図書館に就職。以来30年以上、基山町の図書館一筋!

館長に就任したのは平成31年。特に館長として力を入れている分野は、「時代を超えて永く読み継がれている本」と「親子で一緒に読むことができる絵本」です。

特に絵本「がたんごとんがたんごとん」(安西水丸作 福音館書店)は、ご自身も思い入れのある一冊。育児休業明け初日の帰宅後に幼い息子さんを膝に乗せて、繰り返し繰り返し読み、親子で寂しかった時間を埋め合ったんだとか。

館長念願の「おはなしのへや」は、親子でゆっくり本を楽しめる優しい空間

親子読み聞かせのポイントをうかがうと、「読む本はなんでも良いんですよ」。子どもは、自分に読んでもらっているということに満足し、それが大切にされているという安心感につながるのだそう。さらに身近な保護者が好きな本や雑誌を読んでホッと一息つくことは、そばにいる子どもにも良い読書体験になるんだとか。

もちろん、プライベートでも本が大好きな城本館長。好きな本は絵本と源氏物語。源氏物語をマンガ化した「あさきゆめみし」(大和和紀作 講談社)もお好きだとのこと。また、絵本は試読も兼ねて?! 本屋さんに足を運ばれることもしばしば。もし、本屋さんで見かけてもそっとしておきましょうね。

図書館内外を彩る装飾の多くはボランティアさんたちによる作品。館内は温かい雰囲気に包まれています

在職中は「時代によって皆さんのニーズに合わせながら、利用したくなるような図書館にしたい」、そして「退職しても図書館とずっと付き合っていきたい」と図書館愛がとまらない城本館長。

図書館を盛り上げてくれている「手をつなごう図書館の会」をはじめとする多くのボランティアの方々、そして図書館の利用者の方々に繰り返し感謝を述べられていたことが印象的でした。

ごちそうさまでした

コロナ自粛からの図書館再開は5/19〜、町民の利用限定です

地域住民とともにつくり、支えられている基山町立図書館。新型コロナウイルス対策の一部緩和を受けて、2020年5月19日から町民限定で貸出返却のみ再開することが決定しています。

「図書館でゆっくりしたい方には申し訳ないですが、長時間のご滞在はご遠慮ください」と城本館長。3密にならないよう、注意しながらの開館です。

 

 

オオアザメシでは、掲載する「メシ」を募集しています。自薦他薦は問いません。

個人情報には触れず、「メシ」だけの出演も可能ですので、性別、年代問わず、気になる「メシ」があった際にはご一報ください。

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