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基山町・憩の家「多世代食堂」「フードドライブ」は毎月第1土曜開催、当日の様子

2022年5月14日、基山町の公共施設「憩の家」で、「多世代食堂」「フードドライブ」が初めて開催されました。これから毎月行われる予定の、食事・食材を介した町民向け交流イベントです。

初の地域交流イベントに参加してきました

ロビーに食材提供者の紹介とメニューを掲示

主催する基山町社会福祉協議会の呼びかけで、町内のボランティアや有志の実行力が集結。過去に例のない試みに、高校生からシニアまで、手を挙げてくださった方が20名以上もいらっしゃったそう!

当日は、さまざまな世代の町関係者が集い、無料で振る舞われたランチを思い思いに楽しみました。

多世代食堂の様子

憩の家の多世代食堂は、町民とその家族なら誰でも無料でランチを食べることができるイベント。地域の子どもたちに食事をふるまう「こども食堂」から、年齢制限をなくす試みです。

コロナ禍で地域交流の機会が久しく失われていましたが、ワクチン接種の普及や感染状況が落ち着きつつあるタイミングで、感染症対策に配慮しながらの初開催となりました。

受付で名前と連絡先を伝え、チケットをもらいます

多世代食堂は、電話等での事前予約制です。ただし、参加予定者がランチ提供数に達していなければ、当日受付での参加申し込みも可能とのこと。今後は、毎回100食ほど用意されることになるようです。アレルギー対応はしていません。

スプーンと箸、そしてドリンクは持ち込み制。カトラリー類はうっかり忘れても、受付で1セット20円で購入できます。

手元に残る半券で、帰りにはお土産も!

ボランティアさんに1品ずつよそってもらいます

寄付された食材で手作りのご飯

感染症対策されたテーブル席が会場です

1人一皿のランチプレートが基本

初回のメニューは、カレーライス、春雨サラダ、にんじんの胡麻和え、茹でそら豆、グレープフルーツというバランスの取れた5品。大人も子どもも食べやすい味付けでした。

メニューは毎回、季節や提供される食材によって変わります。

多世代食堂の今後の予定

多世代食堂は、これから毎月第1土曜日に定期開催される見込み。時間帯は、①11:30〜、②12:00〜、③12:30〜の三部制で、各回30名ほどが定員です。

「地域交流」が目的のため、「普段、憩の家を利用しない人もぜひ参加してほしい」と担当者は呼びかけています。家族や地元の友人らと誘い合っての参加も、しやすそう。

家族三世代が誘い合いやすいお出かけ先

さまざまな年齢層の町民が集うことに意味がある!

帰りにはお土産まで

初回の多世代食堂の参加者は、予定通りの100名近く。当日の飛び入り参加者も多く、公共施設のイベントなので、慣れたスタッフやボランティアが笑顔で対応してくれる安心感があります。

当日にでも、気が向いた時に参加しやすそうな雰囲気が、印象的でした。

フードドライブとは?

多世代食堂と同日開催される「フードドライブ」は、希望者が、無料で何かしらの食材を受け取ることができる試み。企業や個人から集まった食材を皆でシェアします。中には、賞味期限が近いなどの訳あり商品もあります。

フードドライブの例…お米や野菜、サプリメントまで!?

初回のフードドライブは、複数の食材が袋に分けられて中身を見ながら選んで持っていく、テイクアウト方式でした。

これから少しずつ協力企業や有志が増えれば、フードドライブの内容や規模も進化していくことになるはず。

参加希望者は、憩の家での受付や、多世代食堂申し込み時に申し込んでおくと確実です。

お申し込み・お問い合わせ

活動の継続には、ボランティアの協力や、寄付金、有志による食材提供(野菜や果物など)が不可欠。

少量から、食材ならなんでも受け付けています(生肉、生魚以外)。調理に利用されない食材は、フードドライブに活用されます。

参加希望者は、できる限り、1週間前までに電話や窓口で予約を申し込みましょう。さまざまな形での協力者も、募集中です。

  • 憩の家TEL:0942-92-8295
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