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一棟貸切のワークスペース「情報の箱」基山PA上りに新登場、隙間時間のビジネスや休憩に

九州の高速道路の中でも利用者数が多く、年間通じておよそ56万人が利用するという基山パーキングエリア上りに、2023年5月、新スポットが登場しました。

2023年5月17日に行われた除幕式

木陰の下、真っ黒な見た目がインパクト大

パーキングエリアの奥まった木陰に設置された、真っ黒なトレーラーハウスの名前は「情報の箱」。専用アプリによる予約制で、30分単位で一棟を貸切で使うことができる、リモートワークスペースです。

大きな窓から自然光が差し込む空間です

タイヤ付きの、まさにトレーラーハウス

情報の箱内では、イーロン・マスクがウクライナに提供して話題になったインターネット通信サービス「スターリンク(Starlink)」によるフリーWi-Fiを利用でき、本格的なオフィスチェアやモニターもあります。

高速道路を日常的に利用するビジネスマンにとって、zoom会議や急ぎの資料作りにも集中できそうなリモートワーク空間が完成しています。

土足厳禁のリモートワークスペース

一棟丸ごと貸切のプライベート空間、30分550円

オフィスチェアはエルゴヒューマン、原泰久先生も愛用とか!?

さらに、ゆったり座れる電動リクライニングソファも用意。佐賀県基山町の情報発信スポットとしてディープな地元情報を提供しつつ、基山町出身の漫画「キングダム」作者・原泰久さんによる選書コーナーなど、特別な読書ができる休憩スポットとしての魅力も備えています。

座りごごち抜群の電動リクライニングチェアも

ディープな基山町情報にQRコードでアクセス可能

定期的にテーマが変わるという選書コーナーやPRモニター

現在は漫画「キングダム」作者による選書が公開中!

小さくも本格的な空間作りにこだわった情報の箱、そのテーマは「身体性をともなう体験」。

情報の箱には、福岡県大川市の家具メーカー「関家具」や、入場料のある書店「文喫」が関わっており、箱内にある家具や書籍はすべてその場でオンライン購入が可能なのだそう。セレクトされた”良いもの”に囲まれて過ごす、利用者の気づきと発見の場となることも目指しています。

QRコード読み込みで商品販売ページへ

利用する場合は、専用アプリをスマートフォンにインストールし、会員登録、予約とオンライン決済(30分税込550円)が必要です。室内は冷暖房完備で土足・喫煙禁止、飲食物の持ち込みができます。家族など複数人のグループ利用も可能ですが、椅子は全部で4脚、大学生以上の利用を想定している空間です。

利用料支払いや入室キーはすべてアプリで完結

エミュー飼育場が見える場所です

情報の箱は、複数の企業が協働して高速パーキングエリアにリモートワークスペースを作るという、国内初の実験的な試み。基山町では、今後2年ほどの運用が予定されています。利用者が多ければ、他のパーキングエリア等への展開も考られるそう。

情報の箱を運営・管理する九州アイランドパーク株式会社は、「基山町の情報発信スポットとして、町内情報の提供を受け付けたい」と呼びかけています。パーキングエリアを拠点に、広域に向けた基山町の魅力PRの場になることも期待されています。

場所ごあんない

基山PA(上り)

アクセス

E3九州自動車道・基山PA(上り線:福岡方面)、一般道からのアクセスも可能です。

営業時間・定休日

  • 営業時間:8時00分から21時00分まで
  • 利用料金:30分550円(個室貸切)※事前予約が必要です
  • 設置期間:令和5年5月18日から令和7年3月末まで(予定)

お問い合わせ

コワーキング設備等に関するお問い合わせ

  • 九州アイランドワーク株式会社 担当/馬渡 TEL: 050-3550-5336

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