毎年恒例の基山町民体育大会が、2017年は10月8日の日曜日に、無事に終了しています!
当日参加したみなさん、お疲れ様でした。朝から天候にも恵まれ、むしろ10月とは思えない暑さで、日中かなり体力を消耗された方もいるのではないでしょうか。
それでは早速、当日の様子を振り返りつつ…大字基山の読者に協力いただいて覆面座談会(!)も企画してみました。基山町民の多くが集まりスポーツで交流を深める秋の一大イベント、その参加者によるざっくばらんなウラ話。
信じるか信じないかはあなた次第です…!
今回の座談会に協力してくれたのは、基山町在住歴がそれぞれ違う4名。
性別年齢不詳のAさん、Bさん、Cさん、Dさんです。
A「みなさん、今年も体育大会お疲れ様でした」
B「お疲れ様でした!今年もうちの区は日本酒一升瓶が2本空きましたよ!」
C「えぇぇ!」
B「ん?そっちの区は違うの?」
C「今年初めて参加したんですが、うちの区のテントにはお酒が見当たらず…」
D「区によって全然雰囲気が違うんだね。うちも朝から飲み会!お昼のお弁当挟んでまた飲み会!体育大会の日は、みんなずっと飲んでます」
C「うちは高齢者が多いからかなぁ…けっこう真面目に、老いも若きも競技に取り組んでて、みんな頑張っててびっくりしました」
A「区によって年齢層も違うからね。若者が少ない区になると、見た目年齢で、年齢別リレーの選手に選ばれたりもしちゃうらしい」
C「見た目年齢!(笑)日頃の運動って大事…アンチエイジング…」
D「ちなみに毎年、強豪と言われているのが3区、9区、11区あたり」
A「運動神経の良い人たちが揃ってて、毎年接戦なんだよねー。今年の優勝は12区、2位が9区、3位は3区だったね」
C「あれっ、11区は…?」
D「毎年強い区は、参加人数が多め。区の体育部長によって、本番までの練習量が違ったりするのもあるかもしれない。ちなみに今年の11区は、年齢別リレーでバトン落として予選落ちしちゃったんだって」
ABC「あらー」
D「あと、うちの子、子どもクラブ対抗のリレーで2位になったことがあるんだけど、すごくしっかりしたメダルをもらえます!」
ABC「おおー!これは子どもが喜ぶ!」
B「やっぱり毎年盛り上がるのが、リレーだよね。リレーは出る方も応援する方も、熱が入る!」
D「特に子どもリレーは、大会前に子どもを集めて区の予選会があって。予選で1位だった子が町民体育大会のリレーに出て、2位の子が小学校の運動会の区対抗リレーに出たりするみたい」
C「子どもたちにとっては、ちょっとしたアスリート体験ですね。気合い入りそう!」
C「何区か分からなかったけど、今日はちびっ子チアガールみたいな応援もありましたね。うちの区は高齢者の方が多いので、あまり大きな声援が出ず…ちょっと寂しかったような気も(笑)」
A「応援にもっと楽器とか使えると、盛り上がりそうだけど…老若男女の体育会だから、いろいろ遠慮する場面もあるはある!」
D「やっぱり地域の活動だから、年功序列はね。でも初めから終わりまで全員がテントにいて応援する区もあれば、出入り自由だったり、自分の出番が終わったら挨拶してお先に失礼…というドライな区もあるらしい」
C「へぇー!本当に全然違う!」
B「同じ区のテント内でも、組合別の場所取りがあったり遠慮があったりして(笑)」
A「お弁当の手配とか飲み物の種類とか、長年続いている決まりごとがあったりもしまーす」
D「あるある!(笑)」
C「町民あるあるって…他にもありそうですね」
A「回覧板で事前に競技の種目表が回ってくるんだけど、事前に希望をちゃんと記入しておけば、あとからあれこれ追加されにくい(笑)」
B「ただし必ずしもそうでない時も、ある(笑)あと、競技種目が毎年同じだから、毎回出てるとちょっと飽きてきちゃうかなー」
D「運動に自信ない人は、『みんなでジャンプ(大縄跳び)』とか『玉入れ』に参加しがち。あと、集合時間は開始1時間前とか!」
ABC「え!」
A「うちは30分前。今日の炎天下で1時間前集合は大変だったね…」
B「…うちの区、出る直前に参加でも何も言われない」
D「あらら?(汗)これも区によって違うとは…」
体育大会を終えてお疲れのところ、座談会にご協力くださった匿名の4名様、ありがとうございました!
町民体育大会は、基本的に地元の組合(町内会)に入っているご家庭の方が参加できる、町民交流を目的とした区対抗のスポーツイベントです。しかし何らかの事情で地元組合に入っていなくても、小学生以上のお子さんは地区の子どもクラブに所属したり、大会競技に参加することができるそう。
万が一、子どもクラブに関して近くに相談できる人がいなくて悩んでいたり困ったりしている場合、役場こども課に一度相談してみることをオススメします。例えばアパートやマンションなど賃貸物件にお住まいのご家庭は地元組合に入っていないケースが多いそうですが、基本的に組合費を支払えば地域活動に参加することは可能ですし、そもそも子どもクラブは区・組合とは別組織なので、遠慮はいりません。
また、狭い基山町内とはいえ、「区」や「組合」によって少なからず地域の個性がありそうです。いずれ大字基山でも関係者に話を聞きながら、情報をまとめていきたいと思っています。
それではみなさん、また来年の体育大会に向けて英気を養いつつ…本当にお疲れ様でした!