基山町園部エリアに、地元のアスパラガス農家さんが営む古民家カフェが2019年3月にオープンしました!
町民もしくは町出身者なら、「園部のアスパラ」と聞けば、あの辺りかな?っとピンとくる方もいるかもしれませんね。
基山駅方面から、17号線園部インターの下をくぐって、道なりに車を走らせると…案内が見えてきます!お店の名前は、「和カフェ 空とたね」です。
カフェの定員は12名。大小のテーブルが1つずつ配置され、小さいながらもあたたかみのある空間になっています。およそ築100年という古民家の一角を改装したカフェスペースは、地元農家さんのご自宅にお邪魔して、地産地消のランチやお茶をいただける場所、そのもの!
「空とたね」という店名には、「広い空、たくさんの仲間たちの協力のもと、植物の種を播くように自然豊かな基山に色んな種を播いていきたい」という想いが込められています。
「お客様に、基山の自然や農を感じて頂きたくて…」。そうお話してくださったオーナーの増永さんは、地元園部でアスパラガス農家を営んでいます。カフェで提供されるパンや食材の割以上が、基山町園部(基山町2区)で手作りされたものばかり。野菜のほとんどが地元産、パンや菓子類は地元ベーカリーのトートト工房や2区にお住いの井上里美さんが、朝一番に焼き上げたものです。
プレオープンだった取材日は、特別に、好きな物をお皿に盛れるバイキング形式のランチタイムでした。
ちなみにグランドオープンの2019年3月15日以降のランチは、バイキング形式ではなくセット「季節のランチ」の提供となります。パン、スープ、季節の一品、選べる飲み物とデザートがセットになって税込800円です。各曜日ともランチは10食限定なので、間違いなく食べたい方はご予約をお忘れなく!
取材時にいただいたランチメニューの中でも、極太アスパラガスのスープが絶品でした!
市場にはめったに出回らないという、旬の春しか採れない茎が太めのアスパラガスがゴロッと入ったスープは、優しいコンソメ味。人参や菜の花など素材1つ1つが丁寧に下処理され、主役のアスパラも筋っぽくなく、噛み締めた瞬間、アスパラの甘みがジュワーーっと口の中に広がります!
パンに乗せて食べるアスパラの味噌和えは、生のアスパラガスを「ちぎりの里」手作り味噌に漬け込んだもの…これがまた合う~!生アスパラ×味噌の相性、バッチリ!
どのおかずも、新鮮で歯応え良く、シンプルな味付けで美味しかったです♪
そしてカフェで提供されるお茶は、基山町で茶を栽培・加工している園部製茶と鶴製茶の茶葉を使用。お茶とお菓子のセット(税込600円~)があるので、ランチだけでなくカフェタイムにも利用できますね。
そして、お店で提供されているかりんとうやクッキー、シフォンケーキやパンなどは店頭販売もされていて、その場で購入することができます。
お店の営業日時は、毎週金・土曜日の11:30~17:00まで!(2019年3月23日はお休みです)
増永さんは朝、アスパラを収穫し出荷作業をされてから開店準備、そして閉店してからはまた畑に直行して農作業…と、農家とカフェ経営の二足のわらじ生活が始まっています。
基山町園部エリアの地産地消を昔ながらの空間で味わえる、「和カフェ 空とたね」。アスパラと基山町を愛してやまない、お店です。
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