2024年8月から、福岡県朝倉郡筑前町の国道386号沿いに、カフェ「エミューの茶店 EMUSÉE (エミューゼ)」がオープンしています。
エミューは、日本でも畜産化が進むオーストラリア原産の巨鳥。
筑紫野市にあった、エミュー事業を行っている日本エコシステム株式会社の事務所移転に伴い、筑前町に新スポットが誕生しました。
これまではエミューから採れるオイルの化粧品が会社の主力商品でしたが、「エミューをもっと広く知ってもらうためには食べ物のほうがより身近」と考え、エミューを学ぶ資料館を併設したカフェを始めたのだそう。
日本エコシステム株式会社は、佐賀県基山町でエミュー飼育場を運営しており、その飼育数は日本一の規模で500羽以上!
お店に入ると、まず目に入ってくるのは、迫力あるエミューの剥製!両サイドにはさまざまなエミュー製品が展示されており、落ち着いた雰囲気の空間です。
飲食用の席は、入って左側のテーブル席か、奥にソファー席もあります。メニュー注文は、店内右奥のカウンターでできます。
一般的にはまだ珍しいエミュー肉は、低カロリー・高たんぱく・高鉄分!一方で油分が少ないので、調理には工夫が求められます。レシピを試行錯誤した結果、親しみやすく食べやすい「エミューのハム」を挟んだサンドイッチが、カフェの看板メニューに選ばれています。
カスクートとは、フランスパンにハムやチーズを挟んだサンドイッチのこと。ハムの味はしっかり、でも後味はすっきり。シャキッとした玉ねぎがアクセントになっており、パンは柔らかく食べやすいサンドイッチになっています。
ドリンクやサイドメニューとのセットもあり、全メニューがテイクアウト可能です。
カフェのすぐ横には、エミューについて学べる産業資料館があります。エミューの歴史や未来に想いをはせる、少人数向けの社会見学的なお出かけ先にもなりそうです。
基山町内のお店でも取り扱いのある、化粧水やレトルトカレー、肉味噌なども販売されています。
エミューの茶店 EMUSÉEの営業時間は10時から17時までで、木曜日が定休日となっています。駐車場はお店のすぐ隣、バス停のそばにあります。