子どもたちにとって将来役立つこともあるだろう、資格試験。
なかでも、実用英語検定試験(通称:英検)は進学時だけでなく大人になっても履歴書に書ける資格として、定番中の定番ですよね。
その英検の受験料が、基山町民の小学生と中学生に限って、1年に1回、無料になる補助制度があるらしい…!
(1)交付対象者
小中学校に就学する児童生徒の保護者で、町内に住所を有するものとする。
(2)交付対象及び補助金額
補助金の交付対象は、当該年度中に受検した1回分の英検の検定料とし、補助金額は、受験した一つの級の金額とする。
(3)申請方法
- 塾や個人で受ける場合、申請書に記入して教育学習課に直接申請を行うことができる。
- 児童生徒が町内の町立の中学校に在籍する場合、児童生徒が在籍する学校の長が保護者から委任を受け、一括申請を行うことができる。
(4)申請期限
補助金の交付申請の期限は、英検を受験した年度の1月10日までとする。
(5)必要書類
- 検定料の領収書の写し
- 合否通知書の写し(受験が確認できる書類)
- 様式第1号及び様式第7号(場合により様式第3号)
基山町役場の担当窓口である教育学習課によると、この補助制度は昨年9月から始まっているとのこと。基山町外の私立学校へ通学している子どもも対象になるので、その場合は個人での申請が必要です。定期的に広報きやまやホームページでもアナウンスされているようですが、英検受験を考えている小学生・中学生のご家庭は記憶にとどめておくべき制度ですね!なお、様式第1号、第3号、第7号の書類は基山町ホームページからダウンロードできます。
英検は毎年計3回、本試験は6月、10月、1月に行われています。直近では、第3回検定の申し込み受付が11月21日から始まるようです。
第3回検定は基山町の補助金申請期限に必要書類が間に合わないので、1月10日までに様式第1号及び受験が確認できるもの(領収書や受験票等)を提出し、後日様式第7号及び合否通知書の写しを提出することで、補助が受けられますよ。
なお、肝心の受験料はというと…5級が2500円、そこから級が上がるごとに金額も上昇していき、最上級の1級になると8400円。つまり基山町の補助制度は、高みを目指せば目指すほど保護者のお財布に優しい、頑張る子どもたちを応援する制度ということ!受験が本会場か準会場かによっても料金が若干変わってきますので、詳しくは英検ホームページをご確認ください。
ちなみに編集部で周辺自治体のホームページを調べてみましたが、どうやら近郊で同じような取り組みはないらしい、基山町ならではの子育て支援のよう。
詳細のお問い合わせは、基山町役場の教育学習課、学校教育係までどうぞ。