町民の数だけメシがある。
人生の数だけメシがある。
今日、だれと、なにを食べますか?
こんにちは。あっという間に過ぎたお正月、いかがでしたか?
基山町民のお昼ご飯・夕ご飯にフォーカスする企画、「オオアザメシ」。
町民の気取らない、ありのままのご飯、「メシ」を紹介していきたいと思います。
のんびり、のんびりお付き合いください。
今回のメシの現場は、基山町3号線沿いにある「生そば あずま」。
この季節ならではの牡蠣と、それを優しく包み込むふんわり卵のあたたかい蕎麦。寒い日は体の芯まで暖まりそう。
期間限定メニューを選んだ今回の「食べる人」はチャンスを逃さない人、かもしれません。
今回の食べる人は、中西さん。
中西さんはNPO法人らいふステージの理事長として、就労継続支援B型事業所やグループホーム、生活訓練事業所などを運営。施設の入所者や利用者、さらに職員とともにバンド活動や飲食店経営を通して、障がいのある方が地域で当たり前の生活ができるように活動しています。
事業所の名前は「メヌエット」(基山町)、「ヴィオラ」(小郡市)、「サム&プル」(神埼町)、「セレナーデ」(小郡市)などなど、音楽がテーマ。
実は中西さん、シンガーソングライターという別の顔の持ち主でもあります。若かりし頃にはその歌声が上司に見初められ、出世を決めたりしたほどだとか。
しかしなぜ、「障がいを持つ方の支援者」と「シンガーソングライター」という二足のわらじを履くようになったのか?
高校卒業後は夜間大学生、コック、サラリーマン、施設所長、そしてなんと看護師とさまざまな人生経験を積んできたという中西さん。一方で、幼いころから障害をもつ方が身近な存在で、ボランティアとして障がい者支援を続けていたんだそう。
これまでの人生を思い返せば、紆余曲折、波乱万丈…。そんな中、一貫して変わらなかったのは障がいを持つ方の力になりたいという熱い想いと、音楽への情熱でした。
6年前にらいふステージを立ち上げてから、理事長退任を控えた2020年は68歳。今でも、その使命感と行動力は衰え知らず!
3月には、ご自身の交友関係がきっかけで実現した、フォークシンガー・南こうせつさんと施設利用者が結成したバンド「Vivimos(ヴィヴィモス)」の共演コンサートが基山町民会館で行われます。
プライベートでは、休みの日には大阪や神戸にライブを聴きに行くというエネルギッシュな日々を送っている中西さん。
ご本人はもとより、地域でイキイキと暮らすらいふステージの皆さんの活躍からも、目が離せませんね!
オオアザメシでは、掲載する「メシ」を募集しています。自薦他薦は問いません。
個人情報には触れず、「メシ」だけの出演も可能ですので、性別、年代問わず、気になる「メシ」があった際にはご一報ください。