けやき台駅前にある基山SGK交流プラザ「きやの里」内にて、曜日限定の自然食ランチ「ともはぐ農園あかね飯」が始まりました!
2019年2月から、まずは週1回から試験的にスタート。将来的には、「きやの里」スペースを使って日替わりでシェフが変わるランチの提供を構想されているそうです。
今回は、その記念すべき第1回目!
基山町内で農業を営む、「ともはぐ農園」の農woman茜こと、森山茜さんがシェフとして作るランチを取材してきました。
ともはぐ農園あかね飯のこだわりポイントは、砂糖や乳製品、添加物を使わずに野菜と穀物中心の食事を提供すること。無農薬・無肥料というご自身の農園で栽培した、季節の野菜を調理しています。
また、お米や玉子、その他材料も厳選したものを使用し、身体にも心にも優しい自然食のお昼ご飯を目指しているんだそう。
提供しているメニューはAとBの2種類で、それぞれ10食限定。予約優先です。
この日のメインディッシュは、車麩のフライでした。そこに小鉢が2つと野菜たっぷりの味噌汁、ご飯がついてくる定食メニューが「一汁三菜」。
車麩は、あっさりした麩のイメージをくつがえす、お肉と錯覚するほどの食べ応えとジューシーさ。サラダのドレッシングは、人参と完熟柿を使った手作りで、酸味と甘みのバランスが美味~!!
そして本日の小鉢の1つ、のらぼう菜の和え物。
「のらぼう菜」…正直あまり、聞きなじみのないお野菜です。
が!
のらぼう菜は、ファイトケミカルといって、植物がもっている身体に良いとされる成分がとっても豊富!他にも抗酸化作用、免疫向上や抗がん作用の働きがあると言われていて、鉄分、ビタミンA、ビタミンC(小松菜の2倍近い量)や食物繊維もたくさん含んでいる栄養満点のお野菜です。
…というように、これ全部、シェフである茜さんにその場で聞いて教えてもらえた、のらぼう菜の解説。普段から畑に出て農作業されているご本人から、お野菜について豆知識を教えてもらえるので、聞けば聞くほど、どんどん話が広がりますよ。
食材は、旬によって変わります。知らないこと、気になること、なんでも聞いてみましょー!
茜さんの提供する玉子かけご飯は、一般的な玉子かけご飯とはまったく違います。
お醤油や出汁のかわりに、オリジナルの「茜なっとう」を生玉子と絡めて頂きます!
茜なっとうの材料は、納豆、糀(こうじ)、人参、ゴマ、醤油、みりん。そこに味の決め手となる自家製の塩昆布を入れて、仕込みます。甘辛さと納豆の「ネバネバ」が癖になる、なんとも珍しい一品です。
また、きやの里では通常の喫茶業務も同時に行われています。そのためコーヒーや紅茶は一杯100円、食後ものんびりと過ごすことができます。無料で、お冷やお茶もいただけましたよ!
取材当日は、ランチ提供の初日ということもあり、集客を心配されていましたが…12時のオープン直後から、噂を聞きつけたお客さんが続々と来店!14時ごろまでには、全20食がほぼ完売した様子でした。
「自然食に興味のない人にも、気軽に食べに来て欲しい」と明るい笑顔で語ってくれた茜さん。愛情たっぷりに、種や苗から手間ひまかけて育てた野菜中心の地産地消・自然食ランチは、けやき台駅前で味わえます。
2019年2月現在の予定では、水曜日もしくは木曜日がランチ提供の日なので、事前の確認をしておいたほうが安心。各10食限定のため、来店予約もしておきたいですね!
2019年3月以降の日程は、ともはぐ農園または基山SGKのFacebookページにてご確認ください。
JRけやき台駅前、駐車場あり