基山町で本格的にインフルエンザが流行し始めた…と編集部調べで速報し、その後、佐賀県と福岡県全域でインフルエンザ発生流行警報が発表されていたことが分かりました。
さらに、基山町では1月第4週に入って、見真幼稚園の年少で1クラス、基山小学校6年1組、基山中学校3年2組でも学級閉鎖が実施されています。
確かに間違いなく、基山町内でもインフルエンザ警報が出ていると言えるでしょう。
国立感染症研究所は、日本全国のインフルエンザ発生情報をまとめて、インフルエンザ流行レベルマップを作成しています。
厚生労働省・感染症サーベランス事業により、 全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関を受診した インフルエンザ患者数が週ごとに把握されています。 過去の患者発生状況をもとに基準値を設け、保健所ごとにその基準値を超えると注意報や警報が発生する仕組みになっています。
国立感染症研究所HPより一部太字
感染症の種類によって基準値は違いますが、インフルエンザは定点医療機関当たりの患者報告数が、警報の開始基準値である「30」を超えると、保健所ごとに「インフルエンザ発生流行警報」が発表されることになるそうです。
ちなみに2018年1月第2週(1/8〜1/14)の九州のインフルエンザ流行レベルマップがこちら。色が濃いほど、患者数の報告が多い地域です。
ただ、このマップの色分けはあくまで流行情報の指標。都道府県として発令される「警報」とは異なります。
そして佐賀県では1月17日(水)に、インフルエンザの流行発生警報が発令されていました。
1月第3週に入ってから、インフルエンザの患者数が急増していますね。基山町でも、学級閉鎖が相次ぎ始めたタイミングです。
佐賀県の感染症の流行状況は、佐賀県感染症情報センターで随時確認することができますよ!
基山町からすぐお隣の福岡県では、1月19日(金)にインフルエンザ警報が発令されています。
福岡県では、1月第2週に入ってから患者数が増えています。過去の傾向から、これからさらに患者数が増えたり、しばらく流行が続きそうですね。
福岡県の感染症の流行状況は、福岡県感染症情報サイトから確認できるようです。福岡県ホームページのプレスリリースも参考になります。
基山町の教育機関で学級閉鎖が相次ぎ、佐賀・福岡全域でインフルエンザの流行が本格化。
今年の1月中旬に警報が正式に発令されたばかりですし、これからさらに各地域で猛威を振るうことが予想されます。
これ以上の感染拡大を阻止するためにも、皆さんしっかり感染予防の対策をして、このシーズン乗り切っていきましょう!