※2020/4/6 一部加筆修正しています。
2020年2月20日、佐賀県の基山町役場にも、新型コロナウイルス感染症対策本部が設置されました。
大字基山では編集部の判断のもと、信頼できる参考リンクをまとめるとともに、各サイトから抜粋した注意点についてまとめています。また、佐賀県と福岡県の状況ついて信頼できる情報源は別に、まとめています。
これからも状況に応じてリンク先の内容は更新され続けるため、必ずご自身で最新の情報を確認してください。各地で感染拡大防止のため、イベント等の中止も相次いでいます。
1.新型コロナウイルスにはどうやって感染しますか?
現時点では、飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。
1 感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫による「飛沫感染」
2 ウイルスに触れた手で口や鼻を触ることによる「接触感染」2.感染(予防)のためにできることはなんですか?
以下のことを心がけましょう。
1 石鹸やアルコール消毒液などによる手洗い
2 正しいマスクの着用を含む咳エチケット
3 高齢者や持病のある方は公共交通機関や人込みを避ける厚生労働省より(2020/2/21)
いわゆる風邪、あるいはインフルエンザであれば、通常は 3〜4 日までが症状のピークで、その後改善傾向がみられますが、新型コロナウイルス感染症では症状が長引くことが特徴です。
1 週間以内に症状が軽快しそうであれば、自宅での安静で様子をみます。
おそらく風邪様症状から軽い上気道炎ぐらいの軽症例が多数存在するものと思われます。このような症例は1週間で症状が軽快します。特に治療の必要はなく、自宅で安静にしておくことで十分です。
ただし、家族など身近の方への感染に気を付け、家族と接するときのマスク着用と、こまめな手洗いや手指消毒を心がけましょう。
日本感染症学会より(2020/2/21)
子どもの感染者数は成人と比べると少ないですが、感染しやすさは成人と変わらないこともわかってきました。家庭内で感染している例が多く、発熱、乾いた咳を認める一方で、鼻汁や鼻閉などの上気道症状は比較的少ない様です。成人と同じように、発熱が続き肺炎になる例も報告されています。
日本小児科学会より(2020/3/23)
現時点では妊娠中の新型コロナウイルス感染の情報は限られていますが、 妊娠中に感染すると妊婦さん自身の症状は(妊婦でない方に比して)重くなるということはなさそうです。赤ちゃんへの感染を疑う報告もありましたが、極めて限定的な情報です。
日本産婦人科医会より(2020/3/31)
上記リンク等を参考に、まとめています。
・石けんやアルコール消毒液などによる手洗いをしっかり行うこと。
・咳をする場合には、マスクの着用や、鼻をティッシュで覆う等の咳エチケット(特に屋内)を心がける。
・発熱等の風邪の症状が見られるときは、学校や会社を休み、外出を控え、毎日の体温を記録する。
・特に、持病のある方や妊娠中の方は公共交通機関や人混みの多い場所を避ける。
・糞便中にもウイルスが排出されるという報告があり、トイレに⼊った後や⾷事の前には必ず⽯鹸で⼿を洗うこと。(日本産婦人科感染症学会より)
・不要不急の外出を自粛する。
・マスクを着用していても、ウイルスの付着した手が触れた目、鼻、口の粘膜から感染する可能性がある。手洗いや手の消毒の徹底が感染対策の基本。
・市販のマスクが⼊⼿できない場合は、ガーゼ等の⼿作りマスクでもOK。内側のガーゼを交換する、あるいはガーゼを水洗いしてから乾燥させて再利用するなどの工夫ができる。(日本感染症学会より)
まず、最寄りの帰国者・接触者相談センターに相談。案内された指定の病院で受診すること。感染の疑いがある場合は、マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診しましょう。
特に以下のような方は早めに(症状2日ほどで)、帰国者・接触者相談センターに相談すること。
一般的な風邪症状については、通常通り、病院で診察を受けます。判断がつかず、心配に思う方はかかりつけ医に事前に電話連絡・相談したり、最寄りの帰国者・接触者相談センターに相談してから、受診しましょう。
鳥栖保健福祉事務所(佐賀県鳥栖市元町1234-1)
北筑後保健福祉環境事務所
筑紫保健福祉環境事務所
久留米市新型コロナウイルス相談センター
その他の各種相談窓口をまとめています。
厚生労働省の電話相談窓口
福岡アジア医療サポートセンター(医療に関する外国語対応コールセンター)
ふくおかよかとこコールセンター(外国人観光客向け多言語対応コールセンター)