2020年3月13日、佐賀県で初めて新型コロナウイルス罹患者が報告されました。
佐賀県独自の問い合わせ窓口も開設されるなど、対応が進んでいます。3月15日時点の最新情報と、大字基山編集部によるこれまでの情報をまとめました。
※2020年追記:新しい専用窓口ができています。詳しくはリンク先をご確認ください。
佐賀県ホームページにて、山口祥義知事のコメントが公開されています。一部記者会見の様子は、公式YouTubeでも視聴できます。
3月13日に新型コロナウイルス感染症の陽性が確認された佐賀大学の学生につきましては、濃厚接触者などの関係者調査を行い、昨日のうちに全てのウイルス検査が完了し、23名すべての方が陰性という結果が出ました。
23名の方のうち、常に感染防止に留意されている医療従事者の7名は別として、一般の方の16名の皆様方については、感染者と最後に接触した時から2週間の行動自粛の要請を継続中であり、今後も経過を確認させていただきたいと思っています。
県内の若い世代の皆様へのお願いです。
若い方は新型コロナウイルス感染症に感染しても軽症な方が多いとされています。そのために、自分が感染していると気づかずに、ご高齢の方など重症化リスクの高い方などに感染させてしまう場合があると思います。そこに我々の考えている感染リスクがあると思っています。風通しの悪い空間を避けることや、風邪などの症状がある場合は外出を控えていただくことが、自身の感染予防にも他の方への感染を防ぐことにもなるかと思います。
今後も定期的に行われるであろう、新型コロナウイルス感染症対策本部会議。
ウイルス感染自体は誰しも本人の意思でかかるものではなく、気を付けていても結果的に防げないことがあります。
初回の会議では、患者の詮索したり、個人の特定をしたりといった行為は絶対にやめようと、冷静な対応が県民全員に呼びかけられました。
「佐賀県は、地域の絆は生きていて、温かい人と人とのつながりがある県だと思っています」と語りかけた、県知事。
県民一人一人に、思いやりの行動が求められています。