2020年3月28日夜、福岡県が県民に対して29日まで「不要不急の外出自粛」を緊急要請。
福岡県内で確認された感染者は24日ごろから増加しつつあり、これまで合わせて22名となっています。
そして福岡県との県境にある基山町および周辺エリアに住む佐賀県民の中には、福岡と行き来する生活を送っている人も多いはず。
福岡県の状況を知りたいときに参考にしたい、関連リンクをまとめました。
発熱や咳など体調不良が続く方は、かかりつけ医や病院を直接受診せず、必ず事前にお電話でご相談ください。
医療機関は他の病気を抱える患者さんたちも多く来院されますので、感染拡大を防ぐには、受診前のお電話がとても重要になります。
マスク等資材が不足している中で、医療機関が診療を継続していくため、そして、福岡県の医療提供体制を守るためには、皆さまのご協力が是非とも必要です。福岡県医師会Facebook(3/27投稿より一部抜粋)
福岡県庁では、がん感染症疾病対策課感染症対策係で一般電話の窓口対応が行われています。ただし、普段から繋がりにくくなっている可能性が高そうです。
そんな中、3月27日に福岡市と共同でLINE公式アカウント「福岡-新型コロナ対策パーソナルサポート」が開設されています。
アカウントと友だちになり、個人が不安を覚える体調などを選択入力すれば、その状況に合わせた新型コロナウイルスに関する情報を教えてもらえるという便利な機能!
気になる症状を項目別に選択、日頃行なっている感染症対策、性別、年齢、職業や居住地(郵便番号を入力)など一通りの質問に答えると、佐賀県基山町民でも診断してもらえました。
ユーザーが利用することで収集・蓄積されたデータは、流行状況などの実態把握のために活用されます。さらに、研究機関でコロナウイルスの性質などについて分析を行い、感染防止対策を検討するための参考資料にもなるようです。
個人が特定される形で、データが公表されることはありません。
※編集部注:福岡県民以外の利用を制限するなどの注意書きは、見つけることができませんでした。福岡に限らず、感染者が確認されている他県でも、同じLINEサービスが導入されているケースも。今後全国に広がっていくかもしれません。
佐賀県では3月28日現在、感染者の報告はこれまで1件のみ。現時点でクラスター発生等は確認されていませんが、新型コロナウイルス感染症に関する国内の状況は刻々と変化しています。
県民の皆さまにおかれましては、感染が拡大している地域への不要不急の往来はできるだけ避けていただくとともに、感染が高リスクとなる3つの条件、(1)換気の悪い密閉空間、(2)人が密集している、(3)近距離での会話や発声が行われる、そのような環境にならないような形で活動していただきたいと思います。
特に、換気をしっかりやっていただきたいということを強くお願いします。
佐賀県知事コメント(2020/3/27)より一部抜粋
これまで大字基山編集部でまとめてきた関連リンクも参考にしつつ、状況に即した冷静な行動を心がけたいですね。