2019年8月28日、予期せぬ記録的な豪雨が九州北部を襲いました。佐賀県も甚大な被害を受け、今なお予断を許さない深刻な状況が続いています。
今回の豪雨によって被災されたすべての皆様に、お見舞い申し上げます。またそのすべての方に一刻も早く、必要な生活支援、復旧支援の手が届くことを願ってやみません。
幸い、同じ佐賀県でも基山町内においては、現時点で大きな被害の報告はないようです。当初の予定通り、第2回クリーニングデイ佐賀with 大字基山は、2019年8月31日土曜日に基山町立図書館で開催します。
昨年初めて実施したクリーニングデイ佐賀は、西日本豪雨被災地支援のためのチャリティイベントでした。昨年の豪雨では、基山町の山間部が被災しています。
そこで急遽、今年は会場となる基山町立図書館と一緒に、佐賀県被災地への募金活動を行うことにしました。
被災直後のため、佐賀県や日本赤十字社の募金窓口は30日時点で開設されていませんが、県庁関係者によると「予定はある」そう。基山町社会福祉協議会でも、9月に入ってから今回の豪雨被災地支援のため募金箱設置が始まる見込みです。
大字基山編集部は、公的な募金窓口が用意されるその時まで、皆さんから預かった支援金を大切に保管することをお約束します。
募金箱は、基山町立図書館・多目的室で行われる「本の交換会」受付と、屋外イベントのアップサイクルマーケット、大字基山ブースに設置します。
雨が止んでも、周辺一帯に土砂災害などの危険は残っています。当日ご来場頂ける方は道中、どうぞお気をつけてお越しください。
クリーニングデイ佐賀with 大字基山の「本の交換会」は、参加費無料、どなたでも出入り自由です。一人一冊のみ本を持ち込み、会場に集まった本の中から一冊を持ち帰ることができます。本を持ち込まれない方も閲覧は自由ですが、本の販売、取り置きは行なっていません。
参加者はメッセージカードに簡単な本の紹介文を記入するため、元・持ち主の肉筆を読みながら本を選ぶことができます。人の出入りによって会場に並ぶ本はどんどん変わっていく流動的なイベントとして、本との一期一会の出会いをお楽しみに。
今回、基山町で初めて開かれることになる、アップサイクルマーケット。「アップサイクル」とは、モノを再利用するリユースやリサイクルだけでなく、モノに新しい価値や有用性を見出すことです。当日は、町内のクリエイター陣によるアップサイクルな雑貨類が図書館の外に並びます。
大字基山のブースは、Tanoshimお手製・不要になった木材から作られた移動式バーカウンターです。募金箱設置の他に、ゴミの出にくい、リターナブルびんのソフトドリンクも販売します。
ぜひお立ち寄りください。