佐賀県内県内全20市町に設置されている、大人気アニメ「ゾンビランドサガ」のデザインマンホール。
基山町のある佐賀県東部エリアだけではなく、西部にもゾンビランドサガの世界観と佐賀の魅力を存分に楽しめるマンホールがたくさんあります。
東部エリアのマンホールを中心的に紹介した前回記事に対するリベンジ!?ということで、今回は佐賀県西部のマンホールの一部についてレポートします。
唐津市には、ゾンビランドサガのキャラクターたちが住んでいる(という設定の)、唐津市歴史民俗資料館があります。そのため、佐賀県内でも特に多くのファンが訪れるアニメの聖地です。
唐津市歴史民俗資料館の前の広場に、デザインマンホールがあります。こちらも作中ではおなじみの場所。
マンホールイラストの背景に注目
建物の本物が目の前にあると、きゅん!
唐津市歴史民俗資料館は、旧三菱合資会社の建物で佐賀県の重要文化財です。そんなマンホールに描かれている建物の本物が、目の前にあるわけです。
佐賀県の最西部・伊万里市には、毎年秋に行われる「伊万里湾大花火」のデザインマンホールが伊万里駅前にあります。
マンホールから飛び出しそうな花火
この伊万里湾大花火は、九州北部最大の3尺玉が打ち上げられる大迫力の花火大会です。伊万里湾の夜空を彩る大輪の花火は、一見の価値あり。
2025年の大会詳細はまだ発表されていませんが、2024年は11月23日に開催されました。
佐賀市の西側に位置する白石町のマンホールは、道の駅にあります。
白石町の特産品はれんこんと玉ねぎ
豊かな土壌を活かして農産物がたくさん収穫される、白石町。マンホールには白石町を代表するれんこんと玉ねぎが、キャラクターとともにデザインされています。
マンホール撮影後は、道の駅で新鮮な野菜はもちろん、れんこんドロップスやれんこんポテトスティックなどのオリジナル商品をお土産にどうぞ。
武雄市のマンホール付近は、全国的に知名度の高い観光名所。
川古の大楠公園のマンホールにデザインされているのは、全国巨木ランキング第5位の大楠です。
武雄市の「川古の大楠」そばにマンホール
武雄神社の大楠も有名ですね
マンホールにかわいくデザインされている大楠にきゅん!としますが、すぐそばにある実物の大楠の雄大さには言葉を失う人も多いはず。
ここ数年、全国のカメラマンからフォトスポットとして注目を集めている太良町の海中鳥居。そのすぐそばにも、デザインマンホールがあります。
鳥居の映え写真を撮ったあとは、こちらの鳥居と一緒にデザインされたかわいいマンホールもパチリ!
マンホールから海岸へ向かうと海中鳥居
さらに太良町にはもう1ヶ所、名物の竹崎カニがデザインされたマンホールが、竹崎城址展望台公園にあります。この展望台からは、天気が良い日は雲仙岳や阿蘇の山々など360°のパノラマを実感できます。
ちなみに竹崎カニのオスの旬は夏から秋
竹崎城址展望台公園は、ゾンビランドサガのマンホールが設置されている、佐賀最南端です。
佐賀県の陶磁器の代表格、有田焼。特にゴールデンウィークシーズンの陶器市は、大いに賑わいます。
その有田焼を扱うオシャレなお店が集まる、有田町の陶磁器ショッピングモール・アリタセラ。その一角にあるマンホールは、有田焼に囲まれてティータイムを楽しむ主人公がとてもかわいくて、きゅん!
広いアリタセラの足元にマンホール
陶器市は秋(11月)にも開催あり
有田焼にも、きゅん!となる食器や雑貨がたくさんあるはず。最近はアクセサリーにも注目が集まっているようです。
有田町に限らず、伊万里、嬉野、唐津、武雄にもそれぞれの焼きもの文化が発展しています。
この他にも、佐賀県西部ならではの呼子のイカ、風光明媚な浜野浦の棚田などなど、佐賀県の名産名所とキャラクターを見事に融合したデザインマンホールが各地にあります。
おそらく、全国各地の「ゾンサガ」ファンが佐賀県内各地のマンホールを訪れる聖地巡礼で実感するのは、佐賀県のポテンシャルが無限大だということ。
マンホールがある場所に実際に訪れることで、アニメの世界観と佐賀の名産や風景を五感で体験してきゅん!とくる感動を味わうことができます。
また、マンホール探しを通じて新しい観光ルートを発見できる楽しみもあります。
劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』の公開日は、2025年10月24日(金) 。マンホールきっかけにアニメ・映画を観るもよし。アニメ・映画をきっかけに、現地を訪れるのもよし。
マンホールが、佐賀ローカルの魅力とアニメの世界観をきゅん!っと繋いでくれます。