佐賀県基山町発ローカルメディア〜おおあざきやま〜

【IPPIN】リアルで精巧すぎる手作り布おもちゃ、「切れるすいか」

近所の誰かの好きなもの。

知らない誰かの大切なもの。

…それはきっと私が、あなたが、手に取ってみたくなる「逸品」。

 

基山町民・佐賀県民がこよなく愛する・注目するIPPIN(逸品)を取り上げる、連載企画。

今回は初夏を感じさせる、世にも珍しい「西瓜(すいか)」です!

よこはま布えほんぐるーぷ「切れるすいか」

と言っても、美味しいみずみずしいすいかをご紹介…という企画ではありません。

今回の逸品は残念ながら、「食べられない」すいか。

目を疑うほど、リアルで精巧な、布でできたすいかのおままごとセットです。

憩の家キッズスペースで遊べます!

すいかの大きさは、直径およそ20センチと実物大。懐かしささえ感じる縄でできた袋と、木製の出刃包丁とセットで遊ぶことができる、布おもちゃです。

材料はフェルトやマジックテープなど。その見た目に反して軽く、たとえボールとして投げても危険が少ない作りになっています。

木製の出刃包丁でざっくざく、切れます

切り口にはマジックテープが効果的に使用されていて、切ってみると気持ちの良い「ザクザク」という音。まな板があれば「スタッ!」という、刃あたりの良さも味わえそうです。

子どもはもちろん、そばで見守っている大人も一度は切ってみたくなる…そしてまた球状に戻したくなる…そんな本格的な「すいか切ってる」無限ループがこのおもちゃの魅力と言えるでしょう。

この「切れるすいか」を作っているのは、「よこはま布えほんぐるーぷ」。1981年に創設されたという、横浜市に本拠地がある布絵本や布おもちゃを作っているボランティア団体です。

ハンディキャップのある子どもたちに、絵本やおもちゃの楽しさを知ってほしいとオリジナルの手作りおもちゃを考案・製作したのが活動のきっかけ。今までに140種類以上の絵本や遊具を世の中に送り出しています。

そして実はこのすいか、非売品!

ハンドメイド作品として完成品の市販はされておらず、学校や図書館、公的機関のみ対象に販売されています。

基山町内では、公共施設である基山町福祉交流館2Fの交流広場と憩の家のキッズスペースで遊ぶことができるので、実物を手に取ってみたい親子はぜひ現地で探してみてください。

よこはま布えほんぐるーぷ考案のおもちゃは、毎月第2、第4金曜日の午前中、福祉交流館で開かれている「おもちゃ図書館」での貸し出しも行われています。福祉交流館が完成してから納品されているので、新品ではありませんが、「ちぎれる葡萄」「剥けるバナナ」など果物のリアルさを追求した布おもちゃもありましたよ!

福祉交流館には布絵本もたくさん!

愛されすぎて使用感が否めない果物セット

剥いたりもいだり…葡萄の粒は「収穫」できます

ところで横浜市を拠点とする手作りおもちゃが、遠く離れた基山町にこんなにも愛されている不思議。

それは45年間横浜に住んでから太宰府市に引っ越された元メンバーの方が、なんと町内で布おもちゃ制作のボランティア活動を継続されているから!

2018年7月からは憩の家のキッズスペースに置く布おもちゃ作成のため、ハンドメイド講座も立ち上がるんだとか。詳しくは憩の家(TEL: 0942-92-8295)までお問い合わせくださいね。

IPPINの概要

買える場所

「切れるすいか」やその他の布おもちゃの完成品は、すべて非売品。

ですが、ハンドメイドキットとして、オンラインで購入することができます!

つまり、材料さえあればすべて自分で作れるということ。

販売しているNPO法人木馬の会は、東京都小金井にある障害者・障害児支援を行なっている団体。よこはま布えほんぐるーぷ監修のもと、障害者の就労支援作業所でキットの作成と販売をされています。

布のおもちゃ製作キット&材料販売(NPO法人木馬の会)

木馬の会トップページ目移りする布おもちゃのキットがあれこれと並ぶ販売サイト。もちろん、すいかも手作りできます(スイカセット4,000円)!詳しいキットの内容や購入方法は直接、木馬の会へお問い合わせください。

我が子に、可愛い孫や親戚のお子さんのために、手作りおもちゃをプレゼントするきっかけとして、いかがでしょう?これから出産を控えているプレママさんも体調と相談しながら、隙間時間にハンドメイドしてみてもいいかもしれませんね♪

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大字基山編集長 / フリーライター
福岡市出身の基山町在住、2児の母。
佐賀新聞で、鳥栖・基山地区の地域リポーターとして取材・執筆もしています。
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