2019年12月8日、毎年恒例の佐賀県基山町の冬祭り「ふ・れ・あ・いフェスタ」が基山町役場周辺エリア一帯で行われました。
例年に増して来場者が多かったように見えた、今年のフェスタ。キングオブコント2019で優勝し話題になった、基山町出身で町のふるさと大使でもあるお笑いコンビ「どぶろっく」が登場した影響が大きかったに違いありません。
当日は寒さも和らぎ、時折、雲間から青空がのぞく気持ちの良い1日となりました。
会場内でもっとも人が多く集まった時間帯が、基山町がずっと応援してきたお笑いコンビ「どぶろっく」の地元凱旋ミニライブ。
キングオブコント優勝から初めての帰郷、そして無料ライブということもあり、基山町民だけでなくお隣の福岡県や、遠くは熊本や長崎から駆けつけたファンも!
日中の行政主催のイベント出演のため一部で危ぶまれていた優勝ネタ「農夫と神様」は、「基山町編」とアレンジを加えて、フルバージョンでしっかり披露されました。
こんなに人が集まったフェスタは前代未聞
九州各地から集まった、人・人・人!
青空の下で優勝ネタを堂々披露!ここでしか見聞きできない「基山町編」
地元凱旋で晴れやかな笑顔の2人組
優勝を祝う記念品と、新しい基山町ふるさと大使の名刺が贈呈されました
晴れ渡った冬空の下でコントを披露した後は、大勢の観客の笑顔に見守られながら、松田一也町長からキングオブコント優勝の祝辞と記念品の贈呈が行われました。
そして地元・基山町ならではの、どぶろっく作詞作曲の2曲も熱唱。1曲目は、町民おなじみとなりつつある地元応援ソング「佐賀の先っぽ基山」。夏祭りの盆踊りの振り付けが昨年から加わってパワーアップした曲は、老若男女の町民がダンサーに。
地元ならではのアットホームな光景
さらに、どぶろっくが出身校である基山中学校に「学校の応援歌にしてほしい!」と贈った新曲「書いて消して」は、ステージを降りて現役中学生達と一緒に歌ってくれました。
歌詞カードが配られ、観客も一緒になって歌いました
基山中学校第二校歌「書いて消して」は、オトナの世界とは無縁の爽やかな青春応援ソング。佐賀県基山町で生まれ育ったどぶろっくが後輩たちを勇気付ける歌詞は、必聴です。
ふ・れ・あ・いフェスタは、毎年12月に開催されている基山町の冬祭り。基山町内や近郊の事業者やボランティア団体、生産者が一堂に会する、町で一番大きなお祭りです。
町内外から老若男女が集まります
ステージではさまざまな演し物
町内を走るコミュニティバスのブース
お祭りらしく屋台もたくさん
珍しい車の展示やはしご車試乗体験もあったり
本物の選挙の投票箱を使って…
子どもも参加できる投票体験ブース
しし鍋、エミュー串揚げ、キクイモチップスなど地産地消の食べ物
子ども向けイベントもたくさん
大人気の少年漫画「キングダム」のネーム・原画の展示!本物です
有名野球選手の公式グッズ販売ブースがある理由は…?
基山町出身の現役プロ野球選手2人のグッズが並び、関係者からは地元エピソードも聞けました
無料でできる健康チェックのコーナー
50円均一の古本販売、売り上げは図書館ボランティアの活動に役立てられるそう
数多くのゆるキャラも会場内で目撃されました
基山町内の暮らしとあらゆるものが集結していると言っても過言ではない、ふ・れ・あ・いフェスタ。
毎年のように、町出身者である漫画「キングダム」原泰久先生や「少年ラケット」掛丸翔先生の原画展示、現役プロ野球選手の長野久義選手と濵口遥大選手の公式グッズも並び、見どころと見応えのあるイベントになっています。
また、フェスタ当日だけのお買い得・お得な無料イベントも大人気で、会場内のいたるところで長い行列ができるのも恒例です。
先頭が見えない行列
つきたて餅販売の行列でした
最後尾が見えない行列
無料でできる米すくいコーナーの列でした
毎年大人気の「米まつり」です
無料の米すくい体験、花苗の配布(つまり無料)、つきたて餅の販売(安い!)、佐賀牛や農作物販売など、必ずと言っていいほど長い行列ができるのはフェスタの催しのひとつ「基山町米まつり」の各種イベント。
フェスタ会場からの帰宅客は、両手いっぱいに戦利品が詰まったビニール袋やカバンを持って帰る姿が定番です。
毎年変わらないお祭り、その安心感と安定感
大人も子どもも楽しい1日を過ごすことができる、ふ・れ・あ・いフェスタ。来年も、12月初旬の日曜日に開催される見込みです。